人によってのシンプル

 

ハロウィンがにわかに近づいておりますが、今年の渋谷や六本木も「百鬼夜行」さながら、かなりスゴいことになるのでしょうか。

血まみれのナース、たくさんいるウォーリー、人の多くが出張ると思いますが、何事もなく終われば何も問題はありません。

それはさておき、自分にとっての「シンプルさ」が多くの人と異なるような気がしたので、それについて言及してみたいと思います。

たとえば、ハロウィンの仮装の場合で考えてみると、ドラキュラだとかフランケンシュタインだとかの格好をするのは、自分にとっては"シンプル"ということになります。

そこで着るものが多いとか身につけるものが複雑とか、メイクに多くの手間・時間がかかるというのはそれだけのことなので、こういうものはわかりやすい、つまりは"シンプル"だなと感じるものになります。

いくつかのアイテムを組み合わせることによって、そのキャラクターや意味するところがはっきり明らかになってくるので、随分とお手軽にできるところではないでしょうか。

今では、ひとつのパッケージとしてまとまっているので尚更という気がします。

それよりかは、無地のTシャツにズボンみたいな格好で、こちらの方がよほど凝っていると思ってしまうものです。

自分の体型や着るものの素材やシルエットなど、無駄がないだけにごまかしも効かないというわけです。

ブランドものであるとか、仕立てが良いとか、こういうものこそ如実に現れてしまうもので、必ずしも高価である必要はないけれど、こだわってみる姿勢は必要かなと思います。

"シンプル"の対義語が「複雑さ」や「入り組んでいる」ということになれば、見た目がスッキリしていることとは相反するかもしれません。

ただ、どのようなこだわりを持ってそうなっているのか、どういう経緯を経て今のようになっているのかを見ることは大切です。

そういうものを実際に尋ねてみたり、具体的に類推してみることによってわかることはあることでしょう。

見た目がどうということに合わせて、一枚膜をめくるようにしてみれば、物事の見方もまた変わってくるかと思います。

そういうわけで、「シンプルさ」のとらえ方もしかり、物事の見方も異なっているなと思う今日この頃です☆