企画の力

 

仕事や遊びのアイディアで、注目を浴びるとか話題になるようなことは、どこがどう異なっているのか気になるものです。

同じようなアイディアであっても、少し"ひねり"を加えるような、そのもうひと手間とか、ひと工夫が、より面白くできるかどうかの分かれ目のように思います。

決して危険を冒してまでやることでもないし、誰かを不快にするようなことでもなく、ほんの少しの味付けで変わるようなことが見受けられます。

後から見れば、なるほどそういうことかと思うことがあるにしても、その時まさに思いつけるのかどうか、これは普段から頭をよほど働かせていないと思いつかないように思います。

最初は誰かのアイディアを拝借するにしても、同じことをそのままなぞるわけでもなく、考え方や発想の仕方、その枠組みをいただくといった感じです。

たとえば、ケーキ屋さんのケーキを全種類食べてみるようなことがあったとして、自分の場合では、駄菓子屋に駆け込んでみるようなことではないでしょうか。

ここでは、ケーキそのものがどうであるかより、全種類食べてみるとか、同じようなものを多く食べ比べてみるようなことで、それがうまい棒でも団子でも構わないといった具合です。

山手線を一周するのか、あるいは東京マラソンのコースをたどってみるのか、とりあげるモノによってわかりやすい/わかりにくいようなことはあるかもしれません。

それでも、全部を制覇するような、どうやら壮大なことに取り組んでいることは大きな枠組みとして考えられるので、それに挑むのはスゴイな、自分もちょっとやってみようかと思わせられるかどうかが興味かき立てられるかどうかの境目のように思います。

これができたら賞金100万円でも良いけれど、ラーメンにトッピング全部乗せみたいなリターンも楽しく思えることでしょう。

こういうことをかき集めて詳しく見ていくとゲーム感覚があるとか、次がどうなるかが気になるストーリーになっているようなことが見えてきます。

また、これらを大きくくくればエンターテインメントということになるでしょうし、直接関わらない周囲の人も何だか気になって仕方がないとなって、より多くの人を巻き込むことになっていくわけです。

ちょっとしたアイディアでも少しの工夫で十分に興味深いものになっていくので、うんうんうなるまでもなく、楽しみながらいろいろ試していこうと思います☆