大いなる見直し

 

今年はまた特に、春の訪れやうららかさを存分に味わえないムードが漂っていて、時には閉塞感も感じてしまいような状況です。

今後がどうなるものか、それもどうにも見通しの立たないような様子ではありますが、それでもどうにか目処が立つと良いなと思います。

こういう、今までにない尋常ならざる状況だから、余計に良からぬことばかりに目が向いてしまいそうです。

ただ、目の前の生活に突っ走るだけの毎日であったなら、一度立ち止まって自分の生活や今後の見通しをじっくり考える機会があっただろうか、きっとあっても見過ごしていたかもしれないなとも思うものです。

当然、目の前のことには対応しなくていけない、今日や明日をどうにか生き延びないことには、何もはじまらないということもあるでしょう。

それでも、これをひとつの機会と思って、果たしてこれまで進んできたように今後もやっていくのか、何も考えないということはしないのが良いように思います。

自分自身は何も変わらずにやるとしても、身の回りや社会など、そこかしこで変化は出ているわけで、自分もその一部として少なからず影響は受けるはずです。

生活の仕方や働き方を中心として、新しい動きも出てきているし、今後もさらに出てくることは容易に想像できます。

もしかすると、電話やパソコンなどの使い方を工夫すればもっとスムースに捗るかもしれないし、住む場所や通勤や通学に工夫の余地が生じるかもしれません。

今までは当たり前と思っていたことが、今後は通用しないかもしれないし、自分自身が知らなかったこと、そういうのもまた多くあることでしょう。

視野を広げるとか、見識を深めるとかして、すぐにどうこうするのとは別に、こうすると良いな、自分だったらこうするとという選択肢を多く持つのが良いと思います。

場合によっては、今まではよくわからなかったことや、何でだか敬遠していたようなことにチャンスがあるかもしれないし、自分自身にぴったり合うものかもしれません。

自分自身の考え方やとらえ方をかき混ぜてみるとか、いろいろな人の意見に耳を傾けるとか、"あえて"やってみるのも良い気がします。

いずれにしても、何が幸いとなるかわからないととらえて、ひとまず試したり、知ったりするところからはじめていくと良いなと思います☆