口に慣れておく

 

「おキレイですね」、「美しいですね」など、口に言い慣れていないとどうにも上っ面で浮ついた言い方になってしまうものです。

あるいは、どうにもぎこちなくて、滑らかに言えず、不自然極まりないことにもなりそうです。

こういうことって案外、思っていても言えないとか、思いもしないから言えないなど、種々の理由はあるでしょうが、上手に言えるに越したことはないわけです。

このあたりは、言うから思う、そして、思うから言うというように、相互の作用が働きますから、どちらが先であっても行き着くところは同じであるように思います。

もっとも、とことんシンプルに思えば、キレイで美しい人を目の当たりにすれば「キレイ/美しい」と言いたくなるものです。

こういうことから考えを広げていくと、何か言いたいフレーズがある場合、つまり、そのことばかり強く思い描いているとしたら、そのフレーズにふさわしい場面に遭遇することがあるかもしれません。

このあたりでは、遭遇するという言い方はもちろんできますし、言いたい気持ちがあるためにやがて事象として湧き上がるということもできるものです。

脳の働きとしては、特定のフレーズを言いたいと思っていれば、その強さに応じて、言うにふさわしい場面を見つけることに躍起になるのかなと思います。

自分たちの今後について、もしも普段から使っている言葉が、いろいろな出来事を起こすキッカケとなっているのなら、それを活用しない手はないなと思うこともあります。

使う言葉にしても、過去に学んだり調べたりしたことが即刻思い出せるようにカテゴリー分けをしておくと良いかもしれません。

言う言葉しかり、イメージを豊かに発想したり、伝えたりする必要があって、こういうひとつひとつを大切にするのが良さそうです。

小さな積み重ねかもしれないけれど、地道なことの威力はありますから、決して侮ってはいけないと思います。

心を多く動かしたり、大きく動かしたりする人は、感動するのが上手な人であるとも言えそうで、特に楽しいことでそれができていれば、きっと同じような人が集まってくるとも考えられそうです。

言葉数が少ないとか、感情が表に出にくいような人であれば、使う言葉から変えていくと表情や気持ちにも次第に変化が現れてくるかもしれません☆