大いなる気づきのために

 

これは自分も含めてのことではありますが、当人にとってどうしても必要な「気づき」、それをどのようにすれば受け取ることができるのかという課題・取り組みがあります。

決して気がつかないから良くないということでもないし、気がつかないままでいても、もしかすると何の問題も起こらないかもしれません。

ただ、何も気がつかないということで、生きる上での行き詰まりや葛藤が生じるとか、行き先がどうにも不案内になってしまったという事態を避けるためには、しっかり知っておくべきことは知っておくのが良いように思います。

自分は万能である、全てを知っているという人はいないでしょう。

しかし、意識しようとしまいがそのように思っているような人は多く、自分は正しい、それも絶対的にというように見える人は結構多いのかなという印象を受けるものです。

そういう人は、これ以上の成長を望めないように見えますし、いずれはあまり良くない方に向かっているのかなと思ってしまいます。

横から見ていて、落とし穴があるのを知っていてそれを伝えないというのは、こちらの胸が痛むことですし、できることなら事前に伝えておきたい気もするものです。

それでも、聞く耳を持たないとか、どこか他人事、今の自分にはあまり切実でないがために容易いほどに見過ごしているということもあるでしょう。

こういうことを省みて"明日は我が身"と思ったり、他人のことに興味を持ったりとすることはできるでしょうに、それもしないということはこちらのできることの埒外にあると思ってしまいます。

なるほど、こういうことにはなってはならないように、真っ先には自分の振る舞いをも見ていけば良いわけで、より良くなっていくようにも「気づき」を多く受け取っていきたいものです。

このためには、どういうことを普段から意識しておくのが良いのかというと、ひとつには「謙虚さ」を忘れないというのがあるように思います。

決して思い上がってはいけない、自分はまだ成長の過程にあるのだと、身も心も引き締めていくのが良いでしょう。

また、自分で「気づき」を得ていくしかないのかもしれませんが、自分のやること・なすことを通じて、そのための小さなキッカケにでもなれたら嬉しく思うわけです☆