楽しく取り組む

 

生活においてはいろいろな活動があって、そういうものの多くが複合的に重なり合って日々が成り立っています。

たとえば、幸せになりたい、楽しくいたいという状態を目指しているのであれば、普段からどのような心構え・姿勢でいるのが良いのでしょうか。

そこで、いつも何かを課しているように"〜しなくてはいけない"とばかり思っていては、窮屈な気持ちにもなってしまいますし、眉間にシワが寄って、表情にも険しさが出てしまうかもしれません。

読書にしても、トレーニングにしても、真面目に取り組んでいるがゆえに、かえって頑なさが出てしまうもので、個人的には、どうにも反省を促すことが多いものです。

まずはそれ自体を楽しむべきであるはずなのに、これを何かの成果につなげるぞとか、より向上していくぞと知らず知らずのうちに意気込んでしまいます。

そうなると余計に、"〜しなくてはいけない"思いのループに陥ってしまい、楽しむ気持ちがどこかに雲散霧消してしまうことでしょう。

仕事においても「売り上げをあげなくてはならない」と思っても容易に上がらないように、楽しく取り組んでいたら、にわかに売り上げが上がっていくというのが、どうやらコトの順序であるように思います。

当然、踏ん張るところや忸怩たる思いを抱えることもあるでしょうが、それで埋め尽くしてしまっているうちは、まだ本質にまでたどり着けていないということかもしれません。

また、自分の売り上げばかりを考えているということは、お客さまの喜びや利益などを後回しにしているということで、そういう自分本位の人にどうして頼ろうかという気持ちになってしまいます。

自分自身のためでも、誰かのためであっても、そういう相手に笑顔になってもらいたいと思うのならば、先に自分が笑顔でいないと返ってくることもほぼないとも言えるでしょう。

そういう、お互いを喜ばせ合うようなことをするためには何ができるのか、たとえ相手のない場合でも、自分はどう振る舞うのが良いのか、やがて答えが導き出されるように思います。

その最たるものが「楽しく取り組む」ことであり、それゆえにリラックスして良い結果がもたらされるということであるような気がします。

今、取り組んでいるようなことも、どのようにしたらより楽しく取り組めるものか、それも思案のしどころだなと思う今日この頃です☆