自分の真ん中

 

自分を形成する性格や、好きなもの、特徴などを端的に表せれば、他の人にとってわかりやすいのかなということを思います。

自分はひたすら木を彫るのが好きだとか、自分の特技は山道を駆け抜けることだとなって、それが仕事とか活動のメインであればなおさらという気がします。

個別に、自分自身は何が好きなのかなとか、何をしていると楽しいのかなということを思い浮かべ、当然該当することはあるわけですが、それはあくまで一部であるとか、多くあるうちのひとつだよなという思いが強いです。

自分の真ん中にあるもの、興味や関心、多く時間を過ごすこととしてとらえてみても、生活全般あいまって、それで形成される真ん中あたりということなので、特定の何かとか、限定されたものではない気がします。

たとえば、恋人と一緒にいるのは楽しいけれど、仕事をして、ゴハンを食べて、そういうこともきちんとしているから、一緒に過ごす時間が楽しくなることに似ています。

これさえあれば!と思うくらいのものがあれば、他には何もいらないと思うのかもしれませんが、寝不足であれば集中力を欠いてしまうように、同時にバランスを取るのも必要不可欠だよなと思うわけです。

むしろ、いろいろ整って、それなりにそろっていることで、自分のやりたいことや知りたいことに専念できるというものかもしれません。

当然、自分の優先するものを真ん中において、それで生活を設計するということもできるでしょう。

趣味に没頭したいから残業の少ない仕事に就くとか、お金を短期的に貯めて長い旅に出たいようであれば、肉体労働で過酷にでも働くというのもある気がします。

ただ、いずれかのひとつを切り取って、あの人はこうであるというのは早計だと言うのはある気がします。

個人を形成するものは、意外とシンプルなのかもしれないけれど、すべてが容易にわかるということもなく、意外と複雑でもあるようにも思うものです。

そういうことを踏まえながら、ぼんやりとしている真ん中、あるいは真ん中あたりには何があるのか、ピンポイントで指し示せることも試みても良いかもしれません。

サッカーに勤しむでも、カフェ巡りでも、人それぞれの具体的な何かがあるかもしれないし、もう少し抽象的にでも、大勢でワイワイやりたいとか、外出を楽しみたいということがわかるかもしれません。

果たして、あなたの真ん中には何があるのか、しばし考えてみるのはいかがでしょうか☆