逆さに映す

 

自分の性格がこうだとか、こういう時はこういう反応をするといった具合に、自分なりのパターンや思い込んでいるというようなことがあると思います。

確かにそういうことはあって、自分に馴染むような、まるでそれが"自分らしさ"だと思うようなこともあるでしょう。

それもひとつの判断の基準になるかもしれませんが、時と場合によって、または関わる人や状況によっても変わることがあるように思います。

日によってもそうですし、時期によっても、きっとそれは変化するに違いない、多少なりとも変動するであろうということは言えそうです。

ひとつは、それにしたがって、自分なりの一貫性を保つのも良いでしょうが、より良くなるとか、今までとは異なるようにしたいとあれば、それは自由に変えても良いのかもしれません。

逆のメンタリティーを取り入れるようなことで、今はその方針でやっているのだと、自ら思っておけば、後になって検証や修正もできるように思います。

あるいは、イタリア人は社交的だというのに憧れるとか、多くの人がそう思っているのなら、それを自分に当てはめてみるということをやると良いでしょう。

他の例では、ひとりがいるのが好きならば、誰かといるのが楽しい、むしろ、いつも誰かといたいとか、図書館やカフェで静かに過ごすのが好きならば、パーティー会場やクラブが好きみたいに考えるということです。

あまりにもかけ離れ過ぎていて、無理が生じるようではいけませんが、自分の好きかどうかだけで決めないし、多数決で良いとされているのを端から否定しないことも大切です。

意外と苦手と思っていたことが得意だとか、合わないと思っていたことがむしろ肌に合うみたいなこともあるでしょうから、それを知ることも有用かと思います。

何事も、やってみなくてはわからないものですから、ものは試しにやってみるのも良いように思います。

自分の中での、浮き沈みや変化の度合いは、いつも詳しく知るようでいないとわからないことですし、人との関わりにおいては第一印象や全体の印象が良い方がわかりやすいですから、内面で何が起こっているかは外に出さなければわからないものです。

急に何かを変えることにためらってしまうのだとしたら、少しずつ、変化があるかないかぐらいの、一日一歩方式でやってみるのも良いかもしれません。

慌てず騒がずに取り組みながら、次第に良い変化が表れてくると良いですね☆