馴染みのあるなし

 

これは、自分がそうでないということに起因するのでしょうか、あるいは、それとは関係のないところにそれとなく理由があるのかもしれません。

具体的にそれが何かというと、誰かの名前を呼んだり呼ばれたりする時に、下の名前=ファーストネームで言うのかということになります。

自分自身、名字がいささか珍しいことに加え、相応のインパクトもあるために、呼ばれる時には"名字+さん"とか"名字だけ"ということがほとんどの場合になります。

それはすなわち、下の名前で呼ばれることが少ないということになるので、他の人同士で、「カズ」とか「マサ」とか下の名前で言い合っているのを見ると、何だか不思議な心地がするものです。

だからといって、自分もそう言われたいということでもなくて、どういうことで下の名前にするのか、または、それによる心境の変化みたいなところを、じっくりと考えてみたいという興味にかきたてられるだけなのです。

それに、いきなり「ヤスシ」と言われたところで戸惑ってしまい、あまり親切な対応はできないような気もするからです。

また、女性の場合では、男性の場合とはまた別の理路があるように思い、男女それぞれでの特徴をとらえておくということが、今後の何らかのために有用であるように思います。

これは結構家父長制における影響もなきにしもあらず〜といったところでしょうが、女性の場合では、自分と名乗る時も呼ばれる時も"下の名前+ちゃん"の傾向が強いように思います。

たとえば、「ミサトです」とか「ヒロコです」みたいに名乗り、それに"ちゃん"をつけて呼びかけることが、勝手な印象ではありますが、20歳代〜30歳代前半くらいまではそれが多数なのではないでしょうか。

一方、男性の場合では、別段自分の家系全体を背負っていないくても、名字を名乗ることが基本的なルールとしてあるような気がします。

そして、男女関係ないようなところでは、名字で呼ぶか、下の名前で呼ぶのかは、あくまで親しみの度合いとか、日頃の関係性とかによるのかなというところでしょうか。

あとは、相手がどう名乗るかによって、それがどう呼ばれたいのかにもつながっていくので、最初の自己紹介というのが結構大事になってくるように思います。

それをふまえれば、自分自身は、男女年齢関係なく、一定の距離感を保つ=敬意を表する態度をできるだけ貫きたいと思うので、"名字+さん"、"下の名前+さん"と、"相手の名乗る名前+さん"は崩さなくて良さそうにも思います☆