再現性があると広がる世界

フランチャイズ方式で事業拡大

普段、生活をしていると、身近にコンビニエンス・ストア、ファミリーレストラン、ドラッグストアなど、いわゆるチェーン店の類が多く目に入ります。

大きめの駅前だとか、大きな道路沿いにも、マクドナルド、ユニクロスターバックスなどが立ち並び、ある意味、どこも同じような光景が広がっています。

このように、大きな企業は主要な駅、デパート、街中など、人の多く集まるところに出店し、多くの人の来店をうながしています。

それによって、より大きな売り上げを出すことができ、そしてまた、新たな出展を進め、全国的に展開していきます。

それぞれの店や企業の内実に多少の差異はあるかもしれませんが、すべてが直営というわけでもなく、どこかのポイントで、フランチャイズ方式を取っているかと思います。

フランチャイズ方式は、簡単に言えば、店舗の運営に関わるノウハウの提供や指導を、本部が行うので、それで出すことができた売り上げの一部を"ロイヤリティ=看板料"として払う方式です。

フランチャイズに参加する人は、資金は何とか工面しながらでも、自分のお店を出したい人であり、ただ、売り上げを上げるノウハウを知らないので、どうにかしたいという人が多いのではないでしょうか。

または、すでに実績があるとか、多くの人に支持されている会社の一部に加わることで、その信用を自分のものとして活用できるメリットがあります。

もちろん、ノウハウを提供する店や企業にとっても、自分たちの知っていることを伝えることで、出店の規模を拡大することができますし、かかる手間や時間を少なくしながら"ロイヤリティ=看板料"がいただけるということで、同じようにメリットがあります。

それは、お客さまにとっても同じような状況で、最近話題になっているお店とか、行ってみたいお店が自分の住んでいる地域の近くにできるということなので、身近に利用できるメリットがあります。

時々は、フランチャイズ方式の仕組みに問題が発生し、トラブルになることもないわけではないですが、基本的には、関わる人たち全員にメリットがあるものかと思います。

個人規模でもできる可能性

さて、これをもう少し個人的なところに落とし込んでみると、私はもちろん、これを読んでいるあなた自身にとって、取り入れられるビジネス的な発想があります。

それはどういうことかというと、「再現性があることで拡大していく」ということなのですが、順を追って説明していきます。

わかりやすい例でいうと、個人ではじめるカフェを思い浮かべると良いでしょう。

最初は、誰かのレストランの一角を借りるとか、イベントに参加するとかして、コーヒーを売っていきます。

それで、資金を貯めて、お客さまに知っていただきながら、やがてどこかのスペースに自分の店を出していきます。

コーヒー豆の仕入れ、店の内装、メニューの種類、制服のデザイン、SNSでの発信など、店を運営する上で、いろいろなノウハウがたまっていきます。

何をやれば上手にいくかもそうですし、何をやったらいけないのか、リスクを回避することも覚えていきます。

それぞれの場面でどうすればより売り上げが伸びていくのかが、少しずつわかってくるでしょうし、売り上げが安定していくにつれて、カフェを開きたい人とか、自分の店を出したい人から相談が来るかもしれません。

もちろんその時に、相談した人の本気具合を確かめながら、自分の持っているノウハウを伝えてみたらどうなるかと、お互いに興味がわいてくるとします。

そこで話がまとまり、何か特別なことをやるでもなく、自分の伝えた通りにやってみて、その相談した人自身も売り上げが出るようであれば、ノウハウ自体に"再現性がある"と言えるはずです。

また、その話を聞きつけた別の人がやってきて、繰り返すようにしてやってみて売り上げが出るようであれば、もっと知りたい人は増えていくでしょうから、そのノウハウをひとつのブログ記事(鍵付き・非公開)なり、今で言うと有料note記事とかBrainとかを活用してまとめていくと良いです。

直接伝えるようであれば、フランチャイズ方式のように、指導料・相談料としてかしかるべき料金をいただくのでも良いですし、オンラインでは、しかるべき料金をいただいた場合のみノウハウを見れるようにすれば良いです。

学習塾に通うのに、毎月、月謝を払って授業を受けることや、自分で参考書を買って勉強していくことに似ている構図です。

つまり、自分自身でノウハウをまとめることで得られる効果は、①カフェ運営をしながら、②カフェ運営のノウハウを提供することで、売り上げを伸ばすことができる、売り上げの立つ場所が増えることを意味します。

個人的なカフェでは、ダルゴナコーヒーを出しそうなお店という雰囲気で揃えるくらいにして、特に系列店ということは押し出さないで、店の名前や特徴はそれぞれに出しても良いかもしれません。

これが、美容室でもラーメン屋の場合では、その場合では同じ系列であるということがわかるように、同じ名前を用いる方が良さそうです。

ラーメン屋で言えば、それこそ**系の"のれん分け"みたいなイメージが浮かびやすいのではないでしょうか?

個人的な居酒屋や飲食店の場合、意外と誰かに教わって、それで店を出していることがあるので、さりげなく興味を持っておくと良いかと思います。

事業の多角化といえば大げさかもしれませんが、カフェを運営して、コーヒーだけを売っているようでは、どうしても単価が低いので、大きな売り上げには結びつきにくいでしょうし、長時間労働で休みも取りにくいとなりかねません。

ここ数年のように、人の往来や買い物にいくらか制限がかかっているので、テイクアウトでしのぐにもどこかで限界があるような気がします。

なので、実際にやるかどうかは別として、自分の取り組んでいる仕事や活動を軌道に載せながら、他の人がやっても、同じように効果が出る=売り上げが出るノウハウを持っているのが強みであると、そういう発想を持っておくことが大切です。

アパレル/古着転売の場合では

たとえば、今、私はアパレル/古着転売に取り組んでいるわけですが、いろいろな情報を集め、自分自身で実践しています。

これは(高く/安く)売れるもの、これは売れないものというように、実践を重ねていくほどに、多くのブランドを覚えていき、売れるアイテムを知っていきます。

これで、継続して月5〜10万円が稼げるようであれば、副業を考えている人に伝えることができるでしょうし、20〜30万円が稼げるようになれば、こちらをメインにしたい人に向けて伝えることができます。

私自身は、今はまだ、自分自身をどうにかするという段階ですが、ゆくゆくは自分のやっていることに再現性が出るようにして、それをひとつのノウハウとしてまとめていこうと考えています。

たとえば、これも、Twitterで何を仕入れた、何が売れたと日々ツイートしていくにつれて、もっと知りたいです、ひとつにまとめてもらえませんか?と問い合わせが来るように取り組んでいくことも必要です。

なぜそのように思ったかというと、まったくの初心者がヤフオクを使った「スーツ転売」はじめて、1ヶ月取り組んだところ、資金の4万円を20万円にまで増やすことができたYouTube動画を観たからです(利益16万円)。

しかも、1ヶ月のモニター期間のうち、1週間は風邪で寝伏せっていたのにも関わらず、これだけの成果が出ていることに、とても驚きました。

初心者であっても、また、しばらく体調を崩しても、「スーツ転売」のマニュアルにしたがうことで、これだけの再現性があるということは、他の誰でも同じように成果が出ることではないでしょうか?

無料で知るというのはキビしく、当然、しかるべき相応のお金はかかりますが、学習塾に通うのに月謝を払うように、最初に参考書=マニュアルを手に入れてどんどん利益を出していけるとあれば、すぐに取り返すことは可能です。

こういう知識自体、また、知識をもとに得た経験というのは、あなた自身が体得しているものですから、今後も再現していけるし、より上手に取り組んでいけることもできることでしょう。

ぜひともYouTube動画を観て、Brain記事の無料部分+レビューだけでもチェックしてみてください→

今、あなた自身が取り組んでいること、それが仕事の営業でも、パソコンのエクセルの表計算でも、唐揚げの作り方でも、上手にできるほどに、そのノウハウを知りたいという人はどこかにいるはずです。

まずは小さく、TwitterInstagramで発信しながら、ぜひとも詳しく知りたいという問い合わせが来るとか、自分なりにノウハウをまとめることができるとなったら、ブログ記事、note、Brainなどで仕上げていくと良いでしょう。

誰かに伝えようと思うと、自分の中で整理がついたり、学ぶ/取り組む意欲もかき立てられたりするので、自分ひとりで完結しない方が良いかもしれません。

お金に結びつけずとも、それを公開することで意見や感想のやり取りができるとか、かえってこちらが有益なことを教えてもらうこともあるので、ものは試しにとやってみる姿勢が大切かと思います。

では、また。