売れる理由は論理的に説明できる

ホリエモンのグラドル相談室

堀江貴文さん(ホリエモン)と、グラビアアイドル/タレントが対談する、週刊プレイボーイの企画「ホリエモンのグラドル相談室」(今は「美女トーク」、時期によっての試行錯誤、変更がある模様)。

今の時代、人の価値を決めるのは行動力だ!ホリエモンがグラドルに本気のアドバイス長月翠編・前編~

【素朴な疑問にも優しく応対⁉︎】ホリエモンのグラドル相談室~長月翠編・後編~



2021年9月時点、「ラストアイドル」の卒業から女優への道を歩んでいる長月翠(ながつき・みどり、愛称はみーたん)さんの回では、堀江さんが饒舌に語っていて、長月さんとの相性が良いことがうかがえます。

長月さんのリアクションの良さ、聞き上手/話し上手の姿勢もあって、堀江さんが、自身の手がける舞台へのオファーにも積極的である様子を見ることができます。

おそらくクリスマスの時季の「クリスマスキャロル」かと思いますが、2021年ではその時の状況を鑑みて舞台の公演が予定されておらず、「数年前に知り合っていれば良かったのに、絶対オファーしたのに」と、率直な気持ちを表しています。

この企画では、他にもいろいろな女性ゲストと話しているわけですが、その日の堀江さんの体調や機嫌にもよるし(よく見ているとわかる、意外とわかりやすい)、女性ゲストとの相性もあって、楽しんでやっているのか、仕事としてこなしているのか、その差異を見て取ることができます。

自分の言っていることがあまり伝わっていないとか、自分のペースにしてくれない相手だと、やりづらそうというのが傾向としてあります。

やはり、知識があるかどうかとは別に、リアクションが大きいとか、「どういうことですか!?教えてください!」というのがあると、つい気持ちよくなって話してしまうもので、堀江さんにおいても同じです。

この企画に限らず、あまり噛み合わない、興味のない相手だと不機嫌になることも多い(?)、場合によっては話は適当に、スマホをいじってしまう堀江さんですが(別の企画だとそういうこともある)、こういうテンション高く話しているのは必ずしも多くないだけでに、貴重な回となっている気がします。

それだけ、長月さんの持っているキャラクターも素晴らしいものがあるということがうかがえるので、ぜひ対談の動画をご覧ください。

思ったことはやってみる

この対談の中で、思ったことはいろいろやってみよう、行動していくことで広がっていくという話題から、猫ひろしさんの名前が上がりました。

ラソンに本格的に取り組み、カンボジア国籍を取得しながらオリンピック出場を果たしたのは、堀江さんのアドバイスやサポートがあったからという話が興味深かったです。

よく考えずにやってみる、言われたことを素直にやってみるというのが猫さんにはあるので、ここでも話が出てくるように、堀江さんは何かあるごとに気にかけているようです。

この話と前後して、できる経営者には2パターンあって、①ひとつは経営者が優秀で頭がキレる人の場合と、②後先をあまり考えずとにかく行動する人(良い意味で"バカ")の場合があることを取り上げていました。

結局のところ、成果や結果にしても、行動していかないと実際にどうなっていくかはわからないので、そこに綿密な計画、緻密な戦略があろうとあまり関係ないということなのかもしれません。

とにかく行動をしてそれで確かめるのが良いことで、最も良くないのはやることなすこと中途半端、口ではいろいろ言っている場合なのは、ことさら取り上げるまでもありません。

そういうことでは、猫ひろしさんの場合では、言われた通り、コーチをつけてマラソンのトレーニングに励み、堀江さんのツテで(王族に知り合いがいる)カンボジアに行くことになったという、ある意味では、素直に行動しただけでオリンピック選手にまでなることができたわけです。

また、芸能界では、いくつもの"何とか枠"があって、『アメトーーク』で出てくる"家電芸人"、"エヴァンゲリオン芸人"、"プロレス芸人"みたいに、狙っていけるポジションが必ずあるようです。

猫ひろしさんの場合では、先達に間寛平さんがいるとしても、いわゆる"マラソン枠"が空いていて、オリンピック選手が芸能人になる場合は多くても、逆に、芸能人がオリンピック選手になることはほとんどありませんでした。

しかも、地方のマラソン大会では、ある程度知名度のあるタレントも出場することで、参加者や関係者も盛り上がるので、ここのポジションを取れば、今後はずっと何かしらの大会/イベントにオファーされて、呼ばれることも多くなっていきます。

これが、Twitterの発信でも同じようなもので、どれほど良い内容であっても"誰が"言うかが問われることが多いですし、RTやいいねの数も桁違いに変わっていきます。

芸能界に限らず、どこのポジションを得ていくのか、一度取れば今後の展開にも有利になっていくので、自分なりに考えていく必要があります。

この動画を参考にいろいろ考えてみる、また、そこで動きが止まらないよう、思ったことは行動に起こしながら、時々は見返していこうとも思います。

他の対談動画も興味深い

必ずしも丁々発止のやりとりではないけれど会話が盛り上がっている、少し不思議な雰囲気で展開していく近藤里奈(こんどう・りな)さんの回も興味深いです。

論理的、理詰めで話すことが得意な堀江さんに対して、ほんわかした雰囲気の近藤さんという相反するタイプなのが、かえってお互いの良さを出すという結果になっています。

まるでお父さん…!?食欲を抑えられないグラドルに、ホリエモンが優しいアドバイスホリエモンのグラドル相談室】~近藤里奈編・前編~

ホリエモンchコラボ】グラドル相談室~近藤里奈編・後編~



また、「本を出すことで本を読まない層にまで届かせることができる」という内容が興味深い、葦原海(あしはら・みゅー)さんの回も必見ものかと思います。

葦原さんは、事故によって両足を切断しているのですが、自分でしかできない主人公をモデルにした小説や、ドラマ/映画の脚本を書くことで、本の出版や出演につながるだろうという話です。

本を出すことで、本を読まない人にも届く?一見矛盾するホリエモンのアドバイスに驚き【葦原海 前編】

なかなか人を信用できない彼女にホリエモン流アドバイスホリエモンの美女トーク!~ホリビジョッ!!~【葦原海 後編】



望月琉叶(もちづき・るか)さんの回では、今ならではのCD販売の仕方、演歌をより広めること、そして、海外プロモーションをテーマに、対談が活発に行われています。

対談動画の後半では、モテる/モテないについての議論があって、自分の気になっているところが、必ずしも相手の気になることではない、地球上には70億人いるから良いと思う人はいないわけではない、必ずいるはずだというスケールの大きい話になっています。

ホリエモンが逆に悩み相談!?レコード大賞新人賞の「グラビア演歌歌手」活躍に驚き【望月琉叶 前編】

レコ大新人賞受賞!グラビアもできる演歌歌手<ホリエモンの美女トーク!~ホリビジョッ!!~>【望月琉叶 後編】



企画の呼び名、タイトルはその時々で変わっていくものの、女性タレント/モデルと堀江さんが話す基本的な構図は変わりません。

また、だいたい共通して話題に出てくるSNSの総フォロワー数やフォロワー数の増やし方、仕事でのステップアップの仕方については、堀江さんが説明する姿が何度も見ることができます。

私たちはつい、気軽にホリエモンホリエモンと言っているものの、ビジネス的感覚に長けている堀江さんに会って、直にアドバイスしてもらえる機会はとても貴重なものです。

企画の、最初の方に出ている福岡みなみさんのように、ライブ配信知名度を上げ、本を出し・・・と、アドバイスを活かして活躍の幅を広げている人もいるので、言われたことはやってみる、そして、しばらく続けてみるというのが良いと思います。

先ほどの猫ひろしさんのように、堀江さんに言われた通りにやっているので、福岡さんの名前もたびたび堀江さんの口に上がってきているので、このことのもたらす影響も大きいことでしょう。

逆に、わざわざ名前をあげることはしませんが、言われたけれどやっていない人もいないわけではなく、私がチェックしてみてもSNS系のフォロワーは増えていないので、その後の話題にもなりにくくなっています。

堀江さんに気に入られたいからとか、褒めてほしいということではなく、せっかくビジネス感覚的に長けている人からもらったアドバイスなのだから、それを活かすも殺すもその人次第なのかという気がします。

これをキッカケにしてのし上がる!、もらったアドバイスを受け流すだなんてもったいないと思えるかどうか、どうせなら少しでも良いから取り入れたら良いのに思うので、私自身も周りの人のアドバイスを上手に取り入れていきたいと思います。

素直な姿勢、とにかくやってみる、言葉にすればとても簡単なことですが、意外とやる人は少ないと言うことで、まさに"やった者勝ち"ということなのでしょう。

ここまで読み進めたあなたにおいてはいかがでしょうか?

しばし考えてみる時間を設けてみても良いかもしれません。

では、また。