いかに印象深く

 

季節の巡るごとに、新たな場所に足を運んだり、新たな人に出会ったりして、何かと自己紹介をする機会があるかと思います。

「私は誰で〜」、「こういう仕事をしていまして〜」などと自分のことを名乗りながらどういう特徴を持っているのかを表していく、それが自己紹介の主なところでしょう。

自分のことは自分でよくわかっている、それゆえに伝えるべきを省いてしまって、どこかちぐはぐな自己紹介になってしまっているかもしれません。

それよりも相手に質問してするばかりとか、自分の主張を言うばかりで、結局その後の会話も盛り上がりはするんだけれど、何か"もろさ"があるというか、十分な手応えを感じることがない気がします。

その後、また会う機会があるとか、仕事や何らかの活動で定期的に顔を合わせるとあれば、その人となりを知ることもあるでしょうが、初対面それで終了!ということも残念ながら多くあるものです。

いろいろなタイミングや要素があるために、その全てを最高に「良い縁」としてつなげていくことは至難の業であるにしても、取りこぼしてばかりでも惜しい気がします。

興味を引いてもらう、またはよく知ってもらう自己紹介をするためには、相手の立場になるとか、自分が誰かの自己紹介を聞いているとよくわかるものです。

あとになって、結局あの人はどういう人だったんだろうと考えてしまう場合、その会っている時ですら連絡先を交換したり、次に会う約束をしたりしようと思わないことからも、いまいちよくわからなかったことが時間を前後して明らかになります。

たとえ名刺をもらったとしても顔が思い出せない、何を話したかもうっすらとしてしか覚えていないのであれば、これは少しずつでも改めていきたいものです。

もしかすると、自分自身も懸命にアピールしたところで、今の何かしらに続いていないのであれば、自己紹介の仕方を工夫するべし、そういう余地が多々あるのかもしれません。

自分はこういう者で、こういうことなら詳しいとか、こういうことをしていきたいと考えているなど、アピールするとともに次の行動につなぎやすいのが良いのかなと思います。

たとえば、人を集めてパーティーを開くのが得意だし、月一回は開催しているので、もし良かったら次お誘いしますよとなれば、会話が弾みながら連絡先を交換するのみならず、先の行動をともにすることができるような感じです。

自己紹介、随時見直していくと良いなと思います☆