おもてなしの真髄とは

 

普段、何らかの消費活動を行う時には、

金銭の授受によって、モノやサービスが行き交います。

 

日々過ごしていれば、何かと必要に迫られますし、

同じエリアの、同じお店、同じチェーン店など、

慣れ親しんだところがあれば、そこに行くかと思います。

 

それなりの間隔や頻度で足を運ぶことになるのですが、

何度行っても、対応する店員がその都度異なっても、

その雰囲気や印象が変わらないということがあって、

これは、なかなかに興味深いなと思ったわけです。

 

あまり良くない方で言えば、モッサリとしたところは、

いつ行っても、何回行ってもモッサリとしているものです。

 

不機嫌・無愛想であれば、それなりの。

 

まるで、店員同士で示し合わせているのかというほどに、

足並みというか、雰囲気がそっちの方でそろっているのは、

正直言って、驚嘆する他に感想の持ちようがありません。

 

こういうのって、個人ごとではそうでないにせよ、

学校や企業の集団になると、同調するようにあって、

それがある種の"文化"ともなっていて、

共通する価値観や考え方になっているのだなと思います。

 

いかに早い段階で良いものを醸成し、維持していくのか、

そこに一定の難しさと、うまくコトが運べば、

そこには価値ある素晴らしさができあがります。

 

こういう大きな"うねり"は、個人単位ではいかんともしがたい、

しかし、個人それぞれがどう意識するかで、

全体の流れも、時に変わっていくのかもしれません。

 

見習うべきところが多いところで言えば、

かの「夢の国」においては、このおもてなし=ホスピタリティーが、

徹底的に追求しているというのは、有名な話です。

 

通り一辺倒ではなくて、どのようにすればお客様=ゲストが喜ぶのか、

従業員という名のキャストがそれぞれに考え抜いて、実行する、

それによって、好意的な反応が返ってくることになります。

 

決められたことを決められたようにやっているだけでは、

自分自身も成長も、工夫の余地も生まれてはこないですし、

そこに関わるすべての人たちの満足度も高くはならないでしょう。

 

あなたのことを思う、そういう気持ちがあるかないかで、

態度や振る舞いにも出てくるものですから、

日頃、どう意識していくか、どう行っていくかで、

身の回りに集まる人、関わる人も変わりそうです。

 

どうせなら、一緒にいて気持ちの澄み渡る、

また会いたい、会って何かをしたいというような、

そういう人や人の集まりでいたいなと思うものです☆