こうなると良いなを増やす

 

何事にしてもそうだと思いますが、何も思わないでいるよりかは何かを思っている方が、実際に起こる可能性が高いように思います。

身近なところでは、"明日は○○時に起きよう"とか"帰りにはどこそこへ寄ろう"とか思えば、だいたいそのように行動を取るものです。

これを、予定を立てたのだからその通りに動くだろうと思うかもしれませんが、たとえば、特定の仕事に就くとか、得難き出会いをするとか、家を建てるとか、もう少し大掛かりなことでも当てはまることのように思います。

時間がすぐにではない、思うそばからかなうわけでもないところで実感がつかみにくいのもあるでしょうが、きっと予期しないものというのは案外少なく、何かしらを自分の中で思っていたということを探ってみるのが良いかもしれません。

また、予期しないものというのは、自分があらかじめ思っている以上にステキなことだと思う方が、より多くの期待を込めていけるように思うものです。

夢とか目標のようなところで、何かを思っているからそれを目指すものですし、目指すから日々取り組んでいくわけですし、それがやがて実を結んでいくということになるでしょう。

思うからすなわち達成するわけではなく、実際に自分の手足や頭を動かしていかないことにはどうにもならないわけですが、だからといって、あくせく動いたからそうなるものでもありません。

たとえば、体力をつけようと思ってひたすら走ることをしていても、走る速さや距離が必ずしも役立つわけでもなく、どのスポーツのどのような場面で役立てたいかを知らないと、もしかすると見当違いだっていう場合もあるかもしれません。

体力があることは良いにしても、サッカーのゴールキーパーを務める場合とマラソンで長距離を走る場合とでは、それぞれに必要なトレーニングは異なってくるものです。

これが、普段の場合でも同じようにして、何を目指すのかを思い描きながら、その一方で、いろいろ試行錯誤してみるというのが良いでしょう。

そうやって鍵穴と鍵が一致するようにして、思うこととやっていることがつながるわけで、自分がどうしていきたいのか、どうなると楽しいのかをひとつ、ふたつと考えておくべきだなと思います。

〜すべき、〜しなければならないと言いながら、義務でも無理難題でもないわけですから、思わず笑みがこぼれるくらいの、楽しいことでギッチリ埋め尽くしたいものです☆