それにちなむもの

 

クリスマスの発祥やら由来やらを知っておくことも必要かと思いながら、最近では11月に入ったあたりからイルミネーションやクリスマスツリーの姿を見るようになってきます。

12月に入れば、もう少し間近になるともあって、より活気づいていくように思います。

そういう流れに乗りながら、BGMのプレイリストをつくることになって、クリスマスに関係する曲を集める、また、そのためにはクリスマスに関係する曲を調べるというようなことを行いました。

こういうことを通して学ぶことは多いもので、もちろん定番の曲も多くあるし、そして、それぞれのアーティスト、ミュージシャンがオリジナルで手がけるのも多くあるわけです。

基本的には楽しいテンポ、陽気なメロディーのものを選び、そういうクリスマスにちなんだ曲をたっぷり聴いていると、雰囲気はそれとなく似たものが多いなという印象を持ちました。

それは、題材はクリスマス、テーマは楽しく陽気にとなれば、同じ趣向になるのは免れ得ない、それ自体問題はないし、興味深く思うものです。

クリスマスにちなむものに限らず、良い楽曲について考える時、それは良いメロディーと良い歌詞であるかが問われるものです。

それを加味していくと、思わず口ずさんでしまうほどにメロディの良さはある、歌詞についてはクリスマスに関するもので、基本的には楽しいものが多い。

つまり、良いメロディと良い歌詞が確かにあるし、内容がクリスマスということで一貫しているわけで、コンセプト自体は確立していると言えるでしょう。

なかなか他の季節の行事でこういうことはあまり例はなく、夏だから海とか水着とかはあっても、クリスマスの前にはかなわないようにも思います。

そうやって考えていくと、多くのアーティスト、ミュージシャンがクリスマスを題材にした楽曲やアルバムを手がけるのは、そういうことでは必然であるのかもしれません。

わざわざコンセプト・アルバムと掲げるまでもなく、クリスマス・アルバムと言えば通じてしまう、そういう偉大な説得力のあるのがクリスマスということなのでしょう。

プレイリストをつくる作業のみにあらず、これを機にクリスマスについて考え直してみるというのは興味深く、もう少し追求すればまた新たな発見があるかもしれません☆