どちらを向いているか

 

何かと今までのようにはいかない状況にあって、これまでのことに何か手がかりはないものか、または、何かを手がかりにして先に進んでいきたいと考えることがあります。

そこで、新しい出会いを模索するだけでなく、これまでに出会った人を思い出しながら、時には連絡を取って見るのも良いなと思いながら、そこは思うだけに留まっています。

よく思い出すことまでもなく、これまでに所属した会社や組織、出会った人など、今はまた連絡を取っているかというとそういうこともなく、ある意味ではほとんど一貫しているとも言えるでしょう。

それは決して"ないがしろ"にしているわけでも何でもなく、何かが起こっているのなら、その時々に少なからず起こっていることがあって、それが今に続いているだろうと考えているからです。

一度通り過ぎたところを振り返って、落とし物を拾うにしても、何も落としていないのであれば、前に進んでいくしかないことに似ています。

そうやって先に進んでいくうちに、新たに出くわした人が以前関わりのあった人で、新しい状況や環境においてであれば、そこからはじまるものもあるだろう、そのためにも先に進んでいくしかないではないかと思うばかりです。

これをもう少し具体的に考えてみると、「お久しぶりです!お元気ですか?」、「はい、元気です!あなたはどうですか?」のようなやり取りだけでは、何もはじまることはないでしょう。

そこで、「今度お茶でもどうですか?」とか「今度、草野球の試合やるんで誘いますよ」というのがあれば、具体的に会うことになって、その後に続くものがあるということです。

自分から声をかけても良いですし、誰かから声をかけられた時に、どう応じるのかはそれぞれあってしかるべしですが、もしも先につながることを望むのなら、具体的に会うとか関わりを持つような提案をするのが良いでしょう。

最近ではと言いながら、基本的には一緒にゴハンを食べに行くより、コーヒー片手に語り合うのが性に合っているので、そういうお誘いをしたり、されたりできたら良いなと思います。

もちろん、美味しいものを食べて、お酒で口も滑らかにもなるでしょうから、そういう機会があるのも良いものとしてとらえておきたい今日この頃です☆