ないわけじゃない

 

ないわけじゃないけれど、ならばあるのかと問われればいささか答えに窮すること。

そのひとつとして、最近では"やる気"がそういうことになっているなと思いますが、それがどうしてなのかはわからないので、しっかりと考えていくべきことのように思います。

もちろん、手を抜くということではないし、目の前のことにはしっかり取り組むのだけれど、頭の片隅では何か別のことがあるという感じでしょうか。

あるいは、やる気スイッチの入りどころが異なっているということなのかもしれません。

いまいち没頭できない、気がそぞろになるというのは、単純に集中力が不足しているとか、睡眠が足りていないということではない気がします。

普段見聞きしている事柄が増えれば、それだけ興味・関心の行き場も四方八方に行き渡るので、そういうひとつひとつの掘り下げが難しいこともありそうです。

そういう手元に寄せたい事柄の数の多さ、種類の多さを鑑みたとして、こればかりは基本的に増えていく一方なので、何かを切り離すということはなかなかできないものです。

他にも理由をあたってみると、気持ちの部分にフォーカスを当ててみるのも良いと言えるでしょう。

たとえば、取り組んでいて楽しいことであれば、その楽しさゆえにまたのめり込むことにもなるでしょうが、やるべきことと楽しいと思うことの間に少し差があるとも言えるでしょう。

それが、やることはやるんだけれどムニャムニャという状況になっていると考えられます。

これの、もっと根本の部分を見定めてみると、表面上の言動を見ているだけではわからないことも見出すことができるでしょう。

最近の自分の心境としても、気持ちや感情の部分はわかりやすく目には見えないものだけに、より一層大切にしていきたいことになります。

一時的に上手に振る舞うことはできたとしても、自分の内側にあるものは偽りきれないし、ごまかしは効かないわけですから。

その打開策としては、自分が何をやりたいのかを明確にしていくことも必要ですし、何をしていると自分は楽しい時間を過ごすことができるのかを知ることも必要です。

そのためにも、行動を起こしていく、そういう気持ちはありありと持っていると良いような気がします。

何でも良いから心の赴くままに動いてみる、そういう闇雲さがまた愛おしく思う今日この頃です☆