のれんに腕押し

 

周りの人や身近な人の振る舞いを見ていて、決して間違いを正すようなことではないけれど、"もっとこうすると良いのにな"ということが散見されます。

それが期待しているような人であればどうにか伝えようとするし、場合によっては何としてでもわかってもらいたい気持ちになることもあるでしょう。

一方で、自分自身もいまだ発展途上の身であるからして、不十分なところはたくさんあるし、改善するところも多くあります。

もちろん言い方のマナーはあるでしょうが、もしもそういう指摘を受けたのなら、早急に取り組むことが必要でしょう。

先日のスピード感の早さのように、すぐさまやるというのが誠実さの表れ・表し方のかなり主要なところであるように思うからです。

それに、単純に考えても自分以外の視点や考えに触れるというのは、実に貴重なことではないか、そんな風にも思うものです。

誰もが自分のことを大切に思うだろうし、他の人からとやかく言われるのは好ましく思わないかもしれません。

ただ、今のままで何も変えないのか、多少は意見を取り入れ、試しにやってみるか、そのどちらかを選ぶのは随分と重要なことのように思います。

時には熱い議論になるかもしれませんが、それは決してどちらが偉いとか、どちらが優れているというようなことを争うことではなくて、良いものは良い、そういう本質的なところを採っていきたいものです。

また、自分自身の知識や知見をひけらかしたいわけではなくて、より良い状態に近づくことがあなた自身にとって役に立ったり、タメになったりするのではないか、それをわかってもらいたいなと思います。

あるいは、すぐさま行動に結びつくような、具体的なあれこれを言うのも大切ですが、なぜそうなのか、どうしてそう考えるのかという下地のところが先にわかると良いかもと思います。

これはまた別の機会に詳しく取り上げたいところですが、そのためには多くの時間と言葉と思考が必要になるので、やたらやれば良いというわけでもないところがもどかしい限りです。

まずは断片的でも構わないから、言うだけのことは言う、あとはその人が何かしら気づいて、それで試すかどうかに委ねるしかないようです。

自分においては、ユーモアたっぷりに伝えたいし、伝えてももらいたい、そうなるように種々の工夫を凝らしておきたいなと思います。

どうなるのかは、これからの推移に任せます☆