先に延ばさない

 

仕事においても、普段の生活においても、先に延ばさないとか、後回しにしないことはとても重要だなと思います。

端的に言うならば「巧遅であるより拙速であれ」というようなもので、高い完成度を追い求めて時間が遅くなるくらいなら、多少難があっても速い方が良いというとらえ方になります。

この言い回しは、カタチを変え、言う人を変えているとかして、何度も見聞きしているかと思いますが、できている人は案外少ないように思います。

これは自分においても同様で、日頃から意識的にやっていきたいと思っているのですが、一方で遠慮しがちなところもあるので、より強く意識して行動に移していきたいと思います。

このあたりの道理が飲み込めるかどうか、そして、実践していけるのか、このあたりが肝になってくるように思います。

たとえば、早くて損することより、遅くて失うものの方が多い気がするとすれば、同じことについて、速いバージョンと遅いバージョンを"極端に"やってみるのが一目瞭然となります。

仕事においては、特に自分ひとりで完結することはほとんどなくて、誰かと協力し合いながらでき上がっていくものです。

部署とか会社の中でのことでもありますし、お客さまやクライアントにとってはもっと直結してくる話です。

アイディアを出すにしろ、レポートを出すにしろ、何かしらあるのなら早く出して、それで修正していけば良いのですが、期限が迫ってからでは、どんなに良いものであってもブラッシュアップ(磨き上げる)時間がないことになってしまいます。

お礼や報告についても同じで、記憶の薄れるほど遅いタイミングで丁寧に言われたところで「?」となってしまうことでしょう。

多少表現がおかしくても、率直に気持ちを伝えることで、かえってよく伝わるということはあるはずです。

このあたりのいくらかでもわかっていれば改善のしようがありますが、そのことに気がついていないとか、他のとらえ方によって妨げられているとすれば、一体どうすれば良いのでしょう。

それについては、良くない方で巻き込まれるというよりかは、自分自身でどんどん実行していて、その大切さ・重要さを迂回して伝える方が良いのかもしれません。

時間は有限なのだから、せっかちなくらいに早くやる、それくらいがちょうど良い良いようにも思うものです☆