順番通りに重ねて

 

普段過ごしている時間において、大半の場合は、仕事の占める割合が最も多いかと思いますが、そこを充実させないで何をかするものぞという気がします。

そして、仕事において、具体的な行動として、企画はA4用紙一枚にまとめようとか、会議やプレゼンをどうしようとかあると思います。

目に見えるカタチとしてはそれで十分なのですが、仕事を円滑に進めるとか、もっと良いものを手がけると言った場合には、どんな場合にも通じるようなモノの考え方やとらえ方が必要となってきます。

成果ばかりが正解でなくて、土台がしっかりしていないことにはその上に立つものも不安定になってしまいます。

化粧において、いきなりチークやくちびるのグロスから塗りはじめないように、ファンデーションを塗ってどうのこうのと下地から順々に仕上げていくものです。

具体的な行動に見え隠れする、そういう根本のところがしっかり理解できていないと、なぜそうするのか、なぜその判断が妥当なのか、きっといつまでもわからないと思います。

もちろん1,000本ノックのように、怒涛の日々の実践や取り組みによって、感覚を通じて知ることはあるでしょうが、それすら察知できない場合にはすっと通り過ぎてしまうことでしょう。

ならば、事前に手がかりを知っておくだけでも、なるほど、実際にはこういうことになるのかと気づくきっかけにもなるものです。

そういう工夫ができること自体を知っておけば、何かしら手を打つことがでいるわけです。

そういう小さな積み重ねができるのかが、その人が自分自身においてできるかどうかに関わるだけでなく、会社や組織、お客様やクライアントにも何かしら影響は出てくるでしょうし、場合によっては支障が出てくるかもしれません。

何も生み出さない、何にも役立たないのであれば、誰の元にも届くこともなく、当然残ることもないでしょう。

そういうものは、やがて自分自身の信頼や評価にもつながってくるのだから、そればかりを追うわけではないけれど、どうせなら少しでもやった方が良いような気がします。

こういう理屈・理路がわかるのであれば望みはありますが、もしもわからないとか気にならないようであれば、どうにもできないのでどうすることもないのかなと思ってしまいます。

少なくとも、自分自身の中に取り込む余地をつくっておく、人の意見を取り込めるようにしておくことがあると良いですね☆