ぶつかるのは危険であり

 

先日、ある人のコメントを読んでいて、

その人の知り合いの方が、脳内出血で倒れて、

その後、半身麻痺のリハビリをしていて、

その場所を、病院の中から街の中に変えた時に、

"歩きスマホ"が怖いと感じたそうです。

 

確かに、体の自由が戻りきっていないような時に、

ぶつかって倒れてしまうようなことがあれば、

背中を打つ、頭を打つようなことになってしまいます。

 

単に転ぶ以上に、一大事にもなりかねないわけです。

 

自分は、よほどのことがない限りはこれをしないようにして、

普段は、できるだけ周囲に気を配りながら歩いていても、

お年寄りとか、足の悪い方とかも結構多いもので、

駅や人の行き交うところでは、特に配慮すべきことです。

 

また、この頭部への影響を懸念している方がいるというのは、

一見してわかりにくいものですが、今回これを読んで、

こういう方がいるのだと、これまで思いが至っていなかったなと、

自分自身、猛烈に反省する思いがするものです。

 

それが、自分の手元の"スマホ"にばかり気が向いては、

そういう方がいるということも、転ぶリスクがあることも、

露ほどにも思いが行き届いていないのだろうなと思ってしまいます。

 

最近は、手元ばかりに意識が向いている人が非常に多く、

自分ばかりは、安全であるとでも思っていても、

実際にぶつかって、一大事になってしまうとしたら、

自分の責任において、この事態に向き合えるのか、

場合によっては、加害者ともなりえるわけです。

 

そもそも、自分自身はこういう人を遠ざけているのですが、

その配慮のなさが深刻な事態を引き起こすようであれば、

それがどういう理由であれ、間違いなく嫌悪すると思います。

 

少しでも周囲に気を配れる人が増えて欲しいし、

手元ばかり見る人が減ると良いなと思っています。

 

さらには、行楽シーズンや大きな駅においては、

キャリーケースを引いている人も多いですし、

海外からの観光客も増加の一途をたどっていて、

それが大勢だと、なかなか歩きにくさを感じることがあります。

 

また、それが複数人でいる場合には、

看板や行く方向を指す時に、

腕を伸ばして、指差すようにしている人がいて、

時々、急に目の前に来ることがあって、

何だか、目を突かれるような気がして、

本能的に恐怖を覚えることがあります。

 

とにかく、人の多くある時には、配慮していきたいな、

そういう思いをもって、気をつけていきたいものです☆