余白ができたらまた埋めていく

 

それは決して思い悩むことばかりではないのですが、

心の中にあることをすべて吐露するようにしてみると、

随分とすっきりとした気持ちになることがありました。

 

すると、今度はすっきりしすぎるがあまり、

何のわだかまりもない、静かな心地となってしまいました。

 

その状態にあっては、平穏なことでは好ましいのですが、

何か目標を打ち立てて向かっていくような時にある、

気迫というか、こだわりみたいなものがないために、

前進するだけの気概がないということになってしまいます。

 

そうすると、多少は現状に対する意見であったり、

時には不満みたいなことがなかったりしないと、

どうにもならないのだなと思いました。

 

そこでは、いくらかのストレスがあるわけですが、

それを打破しようとする心の動きが生まれるわけなので、

何もないというのは好ましくはないのだなと思いました。

 

ただ、ストレスというと、身体や精神に負担をかけるもの、

そのようにとらえることが多いと思いますが、

有効に用いれば、前に進む原動力ともなり得るものです。

 

筋力や体力でなぞらえるとわかりやすいものですが、

適度なストレス(負荷)がないことには、

成長や気づきがもたらされにくいということになります。

 

これはまた、普段の生活や仕事においても同様で、

自分の持てる力かそれ以上をださないといけない状況があるから、

どうにかして克服していこう、成長していこうとなって、

それが、上記のようなことにつながっていくわけです。

 

これはまた、少し異なる観点となりそうですが、

空腹であれば、何かで腹を満たすようして、

エネルギーや栄養を取り込むのが、ひとつ大切なことです。

 

そして、それは活発に動いていけば消費されますが、

そこでまた補給をする、そしてまた次の活動となって、

そうして消化と補給を繰り返すことによって、

肉体的、精神的なたくましさを得ていくのでしょう。

 

何もないのであれば、原動力や燃料を注ぎ込み、

どうにかこうにか、強引にでも動くようにした方が良いわけですね。

 

今は、すっきりとしている状態であれば、

無理のないくらいに、新しい刺激を求めつつ、

次の局面に向かっていくのが良いと言えそうです。

 

こういうものは表裏一体の関係でもあるので、

ひっくり返して考えながら、どちらの良さも引き出していく、

つまりは、初心は忘れずにいながら、新しいものを取り入れる、

どうにかこうにか現状を良くしていくのが好ましいわけです☆