もしも目が覚めて、憧れのメジャーリーガー(野球)だとかボクシングの世界チャンピオンだとかになっていたら、一体どんな感覚になるのでしょうか。
それは、ハリウッドの映画スターでもビルボード首位を占めるミュージシャンでも構わないのですが、桁違いに活躍する人はどの分野においても存在するものです。
自分がそうなりたいかどうかでは、人それぞれの思いの強さや濃さはあるような気がしますが、人気や収入の大きさを思う時、少なからず羨望の眼差しで見てしまうようなこともある気がします。
特に、次にその地位にいるのは自分だと思っている人がいて、それが一夜にしてかなったらどうであるのか、あらかじめ想像を働かせておくことは、かなり興味深いことかなと思います。
そして、今の自分の状態で、状況だけが一変するというSF的発想で見れば、人気もある、手に入れる金額も大きいようでは、プレッシャーもまた計り知れないほどのものであることに気がつくでしょう。
あるいは、試合や演技などのパフォーマンスにおいて、技術、知識、経験は当然不足しているでしょうから、ひとつひとつの局面で相当に面食らってしまうとも考えられます。
そうなったら良いなと思い浮かべることは自由ですし、思いっきり想像を広げてみることは良いと思いますが、ひとっ飛びにそうなってしまっては、高い水準で力を発揮したり、プレッシャーを跳ね除けたりする術を持たないことにもなるのでしょう。
やはり、一歩ずつ階段を上っていくようにして、どんな状況にでも対応できるような、タフな自分を少しずつ作り上げていくしかないと言えそうです。
いつかはたどり着くものとして、ひとつひとつの日々の体験が糧として積み上がっていくように心がけ、結果ももちろん手に入れたいところではありますが、過程をいかに大切にしていけるか、コトの重点はそちらに置いていきたいものです。
そこで、観衆がたとえ少なかろうが、何万人いようがいまいが、目の前の人をいかに魅了できるかにおいては何ら変わるところはないように思います。
トークショーでも音楽の演奏でも、出し物を何にするのかも考えながら、今のところは両国国技館や日本武道館、さらには東京ドームといった大きな会場で、自分の名前を冠した公演をどう組み立て多くの人を魅了するのか、そこに想像を大いに巡らしています☆