交差するように行き交う

 

日頃より、人の多く関わることにおいて、

これが大切なのではということに思い至りました。

 

あるいは、元々そういうことが本質的なことがあって、

ようやくたどり着いたということなのかもしれません。

 

人間誰しも、たったひとりでは生きてはいけないもので、

どれくらいの数の多さかは人それぞれになるのでしょうが、

多くの人と関わって、それで日々の生活を送ることができます。

 

そして、おしなべて考えてみると、

関わる人の多さ、出会っている人の多さがあるほどに、

自分の言動や持ち味みたいなものが、

随所で発揮されるようにも思います。

 

もちろん、関わる回数・頻度においてだけでなく、

関わる深さ・度合いも必要なわけで、

そうして関わり合いを重ねていくことによって、

やがてお互いの"人となり"を知ることになります。

 

無理に、顔見知りという知り合いばかりを増やすではなく、

心底知り合うことが、大切なことになっていきます。

 

こればかりは、ある程度の時間がどうしても必要で、

それでこそ、関係を結んでいくことになるのですが、

時間が経つにつれて、意外な面を垣間見たり、

実際はそういう人柄だったのかと気がついたり、

見た目や当初の印象通りにはならないこともあるでしょう。

 

そうして、多く知り合っていくうちに、

自分の知る人同士を引き合わせたり、

自分自身も引き合わせてもらったりして、

人ひとりに深く関わりながら、範囲も広げていくと、

「友人の友人は、また友人となる」ようにして、

単線的でないようにして、交流が活発に行われていきます。

 

新たな出会いがあれば、そのうち新たな仕事が発生したり、

感情の機微によって、惹かれ合う人もいたりするでしょうし、

いくつもの切り口によって、ステキな出会いがあるように思います。

 

これはまた、実際のリアルな交流においてもそうですが、

ヴァーチャルなところでも十分に可能だと今は思っていて、

FacebookTwitterInstagramなどのSNS媒体でも、

コメントの交換や記事のシェアや引用をすれば、

それが紹介の別の形になるような気がします。

 

突き詰めてみれば、どれも人と人との関わりなので、

リアルもヴァーチャルも隔たりをつくることなく、

それを深く広く推し進めていくことが大切で、

そして、熱い気持ち、率直な気持ちで取り組むことによって、

自分自身もそうですし、周囲の状況も良くなっていくことでしょう。

 

どんな機会も、どういう姿勢・心構えで取り組むのか、

それによって、導き出される結果が異なるのは、

きっと自明の理なのだということになりそうです☆