今何時かと置き換えて

 

これが、武田鉄矢さんだったか、坂本金八先生だったか定かではありませんが、おおむね同じ人が紹介していたことがありました(他の人だったかもしれない)。

それは、自分の年齢を「3」で割った数字を時間に置き換えてみると、だいたい自分の人生どれくらい過ぎているのだろう、今はどのあたりにいるのかという目安にできる考え方です。

たとえば、30歳くらいでは"10"になって、これは朝の10時に相当する、60歳くらいでは"20"、夜の8時といった具合です。

前者では、そろそろ日が昇って活動が活発になるあたりと見て取ることができて、実際にも働き盛りで、大いに活躍が見込まれる年齢ではないでしょうか。

一方、後者では一日の終わりの方が近いわけで、そろそろ寝支度をしようというあたり、人生においてもひと段落するような頃合いではないでしょうか。

人によっても、年齢によっても置かれている状況は異なるので、ひとくくりにしてどうだというのはなくて、傾向としてとか、ひとつの特徴としてそうであるというのは見て取れそうです。

生活のリズムにおいおて、朝型・夜型によっての差異もあるでしょうし、どこが人生のピークとなるかわからないものです。

また、今はだいぶ長く生きる人が多くなってきているので、そういう意味では一日が長いもの、あまり強くとらわれて考える必要もないかもしれません。

ピークの先に本当のピークがあることもあるでしょうし、思っていたのとは異なるカタチで花開くこともあるでしょう、それだけに「何があるかわからない」ことを楽しめるかどうか、これが大切なことのように思います。

自分なりの時間を歩んでいくことが大切ですし、もっと発想を繰り広げていくと、「次の日」があるとも考えることができるわけです。

今日は昨日の続きで、明日は今日の続きなのかもしれませんが、気持ちだけでも仕切り直し、今日も今日とて挑んでいくことが大切です。

時計になぞらえて考えていくと、なかなか楽しいことになっていきますし、より楽しくなるようにとらえていくのが良いのでしょう。

冒頭の考えに照らし合わせていくと、やはり30〜40歳代が活躍の見せどころだと思うので、都合の良いところを採用して、自分自身の発奮材料としたいものです☆