先日、ラジオで流れているのを小耳に挟み、
興味を持って、もう少し詳しく調べてみたのですが、
日本人の50歳までに一度も結婚しない男女の割合が、
2015年の国勢調査での結果・報告によると、
男性・約23%、女性・14%という結果となっているそうです。
1980年代では、男性・約2%、女性・約4%だったので、
この30数年を経た今では、特に男性は10倍以上になっています。
この「生涯未婚率」では、なかなか実感しにくいのですが、
男性は4人に1人、女性は7人に1人が一生結婚しないとなれば、
10人に2〜3人が結婚しなかった時代に比べると、
大きく変わってきていると感じられるのではないでしょうか。
これがまた、年数を経ていくと上昇していくことが予想され、
そうすると、結婚しない人がもっと増えることでしょう。
実際には、離婚していたり、再婚していたりもするし、
統計の仕方や見方によって読み取れることは変わりますが、
結婚しているかどうかから派生してくると、
子どもの出生数とか、働き盛りの人数の推移とか、
社会や経済に与える影響は大きくなってきます。
結婚をするということが当たり前という時代もあって、
近所の世話焼きの人であったり、お見合いの機会だったり、
ある程度の年齢になれば、誰もが結婚をしていたわけです。
結婚というのは個人としての結びつきに加えて、
家同士の結びつきも生まれてくるものですが、
近年では、お見合い結婚よりも恋愛結婚を好む人が増えている、
これは、結婚するかどうかの大切さよりも、
ある意味では、自分の気持ちがまずは大切ということで、
結婚にまで続くことが少なくなっているのかもしれません。
このあたりを紐解くだけでも、「相性」とは何かもあるし、
通念とか制度のような社会的な結びつきだけでなく、
動物的な、もっと本能的なところでの結びつきとか、
たくさん語って、どこまでも追及はできそうです。
ことあるごとに論理的に考えることに加えて、
単純に、ステキな異性に出会いたいという、
そういう気持ちがあるのがもっと大切で、
だから、いろいろ考えることも増えることでしょう。
自分自身、結婚したいかどうかということよりも、
自分の気の合う人はいるのかどうかという、
そういう人にぜひとも巡り合っていきたいなという、
もう少しこじれた命題を抱えているので、
さてどうなることかと、ぼちぼち行方を見ていくのです☆