会いたい人のいる

 

普段寝起きして生活している中で、特に何を思わなくても顔を合わせる人はそれなりにいるものです。

家族、同居人、友人・知人、仕事での関わりある人たちなど、身近にいれば取り立てて意識しなくても顔を合わせるものです。

一方で、こういう人に会いたいと思い、行動を起こして会おうとしたり、会いたい思いを募らせたりすることもあるでしょう。

憧れのスポーツ選手であるとか、ステキな男性・女性であるとか、普段お目にかかりにくいものだけに、一層その思いを強くするかもしれません。

そういう「会いたい」という気持ちを通じて、自分が普段何を考えているのか、そして、今後どうしていきたいのかが見え隠れしてくるようにも思うものです。

最たるものとしては、自分にないものを有している人、体力であったり感性であったりするし、見目の麗しさ、裕福さのようなものがあるような気がします。

今の自分はそうではないと思っているからこそ、ある人を思って、その人のお近づきになりたいし、自分もそうなりたいわけです。

そのどちらもかなえば嬉しいし、片方でも十分に嬉しことでしょう。

こういうことを丁寧にたどっていくと、どういう人に会いたいのか、それは自分がどういう人になりたいのかという反映なのかもしれません。

意識してかしないでかはあるかもしれませんが、きっと心のどこかにあるから、「会いたい」という気持ちになって表れてくるようにも思うものです。

遅かれ早かれ、どこかのタイミングで、自分の会いたい人を思う、自分のなりたい理想は何かを探るのは興味深いことになるはずです。

それが新しい季節を迎えるにあたって、ひとつの行動のきっかけとなることでしょう。

また、こういうことに関連して思うこととしては、会いたい人がいるのはもちろん、どういう人がまた会いたくなるのか、普段より関わりたい人はどういう人なのかを知ることの大切さがあります。

だいたいが一度会って、そこで留まることが多いもので、また会いたくなるような人は、会いたくなるだけの魅力があるはずです。

自分においても、また会いたいと思ってもらえるくらいの魅力がないと、なかなか物事がスムースに進んでいかないようにも思うものです。

意外とそうではない言動をしてしまっているものですし、実際にそういう人も多いわけで、上手に克服できるとより楽しいことになっていくでしょう☆