自分自身が、日頃から言葉を大切に思っているせいなのか、
ひとつの言葉を使って、ほとんど相違のないように、
同じように物事を把握したいのはありますが、
何となくフワッとした言葉遣いであったり、
遠回しな言い方であったりを用いることがあるものです。
昼間には、多少刺激が強いかもしれませんが、
誰かと一緒に「寝る」ことをする場合に、
単純に雑魚寝で、同じ空間で睡眠活動をすることもあれば、
男女の性的な肉体接触=営みをすることもあり得るわけですね。
それは、言葉そのものが指し示す以外に、
前後の流れやお互いの含みなどが、多くあるわけで、
それが合意に達っしているという状況があることになります。
あるいは、「お茶をする」時にしても似ている感じはあって、
単純に緑茶やほうじ茶を飲んで、ほっこりするということと、
お茶、もしくはコーヒーを飲みながら会話を交わし、
お互いのことを知ったり、近況を伝えたりすることもあります。
いくつもの条件や状況がありながら、
何を意図して伝えているかということも大切で、
それができるだけ過不足ないというのが望ましく思います。
それについて、最たるものだなと思うひとつなのですが、
男女が交際をする時に用いる「付き合う」という言い方は、
何をもってそうなのかというのは、
結構人によって受け止め方は異なるように思います。
いくつか考えられることとしては、
①一緒にどこか出かける、一緒に何かをする
②何をするにしても、一緒にいて会話を楽しむ
③性的な肉体接触、あるいは結婚を目指して一緒にいる
このようなお互いに何を目指しているかによって、
まさしく「付き合い方」が変わってくるだろうと思います。
始終いつでも目的ありきではありませんが、
悲劇的な例としては、20代後半〜30代の女性がいて、
それでも同年代の男性側からしてみれば、
結婚することや子どもを持つことを露ほどにも考えていない、
もしも、女性がそれを強く望んでいるとあっては、
お互いの思う「付き合う」に相違があるということかもしれません。
結婚をひとつの社会的な契約ととらえるのならば、
気持ちの熱く盛り上がるどこかの途中で、
内容に不足がないかを、正面から話し合うのが、
後々になって困るということのないコツなのかもしれません。
どうやら恋愛と結婚は、地続きのものでもないらしいので、
そのあたりの考察は、別に機会にでもしたいと思います☆