価値が出るまで

 

カラダを鍛えることやスポーツに取り組むことで考えるとわかりやすいのですが、重いものを何回も持てるとか誰よりも早く走れるとか、練習を重ねていくうちにできることが少しずつ増えていきます。

それがつながって試合で勝つとか、大会に出て何かの賞やメダルを取るとかあるでしょうが、一体それをどこまでやるのか?きっとそれは価値が出るまでではないでしょうか。

自分の懸命に取り組む姿を見て喜ぶ人がいれば、それは競技場やテレビで見る人がいるということですし、何度も繰り返してとか長く活躍を見たいようであればより応援に熱が入るということでしょう。

そういう対価として、見ている人のうちで勇気が湧いてくるとか、自分も何かカラダを動かそうと思うことがあるかもしれませんし、入場料とかグッズとかの売り上げで目に見えるカタチとしてお金がついてくることもあるでしょう。

重いものを何Kg持ち上げたとか、長い距離何Kmも走ったとかの蓄積も大切なものですが、その多い少ないだけで判断できないものも数多くあるということのように思います。

これが仕事の場面でも同様のことがあるような気がして、どうしても手っ取り早く儲けが欲しい、少しでも多く利益を上げたいと思ってしまうものです。

どれだけこの作業をすれば、または、どれだけの会社に訪問すれば報われるものか、それは何時間やったとか何社訪れたからどうだということはわからないものです。

それよりも丁寧にやることであったり、求めているものに合った提案をするとか、そういう心を込めるようなことがあって、すぐにではないけれど報酬が発生してくるように思います。

お金ばかりの尺度ではないところで、多くの人に好かれるとか、より熱心に応援してもらえるとか、そういう人になることやそういう心がけを普段からしていくことが大切であるような気がします。

見ている人はどこかに必ずいますし、そういう人に恥じないように引き続き懸命に取り組んでいく、それがさらなる価値を呼び起こしていくことになっていくはずです。

最初のうちは一喜一憂の連続ですし、それはずっと続くものでもあるので、決して初心を忘れることのないようにしたいものです。

自分自身もまた、そのことを強く肝に銘じて、日々精進に努めていきたいと思います☆