価値を高める

 

何か具体的なモノを提供するのでもそうですし、目には見えないけれど楽しい時間や空間を提供するサービスがあって、それが商売・ビジネスにつながっていくものです。

たとえば、鉛筆のようなシンプルなものでも、ただそこにあるだけでは、どのような価値があるかもわからないもの。

それを素材から丁寧に説明したり、書き心地や使い心地の良さを伝えたりして、それで「欲しいな」と思ってもらえることが大切です。

もちろん、行き過ぎた誇張や虚偽を盛り込んではいけませんが、本当に世界で限定3本であるとか、かのハリウッド俳優も愛用とか、実際にそうであるのならしっかり紹介するのが良いでしょう。

通常であれば1本100円くらいかもしれませんが、自分のオススメの仕方や欲しいと思ってもらえる度合いによっては、1,000円とか10,000円とかでも可能かもしれません。

作るのにかかった費用を回収するとか、元の値段に対して何割り増しとか、一定の程度はあるかもしれませんが、思っている以上に対価を得られることもあるように思います。

他の人ではそうではないけれど、あの人に相談すると問題ごとが解決するとか、悩みが解消されるというような場合、短い時間での会話かもしれませんが、そのお礼として十分な金額を払いたくなるのが人情ではないでしょうか。

この場合では、コーヒー一杯の値段どころではなくプラスして10,000円とか、次の機会にもまた依頼されるとか、異なる何かにつながることも考えられるわけです。

モノでありサービスであり、目に見えたりしなかったりするかもしれませんが、あなたがどのような価値をつけ加えるかで、その可能性が見出させるというか、十分な魅力を伴って提示することができるというわけです。

これも、ただ待っているだけで価値が高まるというものでもあるませんから、日夜磨きをかけるように実践を積み重ねていくことが大切です。

こういう商売やビジネスの活動を通じて、ひいては自分自身の価値を高めることにもなるでしょう。

それとは別に高めることもできるでしょうが、それはまた異なる話であるように思います。

いずれにしても、今のところ時給で換算して18万円という世界があるものですから、それにいっそ近づいてみるのが良いと思っています☆