興味のあるなし、得手・不得手など、
それは当然のようにありますし、
どのあたりを網羅しているかの範囲は、
個人それぞれにあることでしょう。
自分自身でいえば、モータースポーツであったり、
考古学であったりする分野は、どうしても不案内で、
機会があれば、詳しい人に意見を大いに仰ぎたいところです。
世の中の物事は、知っていることの方がごくわずかで、
知らないことばかり多いものではありますが、
人は、どうしても自分の知っていることを誇り、
知らないことには、あまり目を向けないのはあります。
医学であれば、医者がやれば良いとか、
宇宙へは宇宙飛行士が行けば良いとか思うかどうかで、
自分がその一端でも知ろうと思う気があるかで言えば、
あまりない人の方が大半のような気がします。
しかし、どのような分野や領域であっても、
そこで熱心に取り組んでいる人や活躍する人がいて、
せめて、そういう人がいることを知るだけでも、
何かの折に、身近なものになるかもしれません。
そうして、縁やタイミングのようなものとも関係しながら、
少なくない興味や関心を周囲に向けていくことによって、
新たな気づきであったり、発見があったりするように思います。
すぐさま役に立つ、立たないということよりも、
好奇心がくすぐられ、刺激されることによって、
より愉快に生きていくことができるようにも思います。
そして、これは順番がどちらかは忘れましたが、
①映画をつくるには、いろいろなことを知っている必要がある、
②いろいろなことを知っていれば、何か映画がつくれる、
とにかく映画作品一本には、多くの知識や経験が詰め込まれてる、
ならば、実際につくるかどうかは別としても、
いろいろなことを多く知っているのは、無駄ではないわけですね。
そうして、いろいろなことに対する広い見識があって、
それぞれに造詣が深まっているのであれば、
翻って、あなた自身の魅力も増しているということになって、
多くの人と、多くの会話を楽しむことにもつながってくるものです。
長い人生、これからも成長する余地があるのが好ましいもの、
それでも、今の時点で、自分の知っていることは、
この世の中のわずかに過ぎないというような、
決して落胆ではない、謙虚な気持ちを持って、
だからこそ知ることを楽しんでいくのが良いですね☆