誰もが、はじまりの時には「初めまして、○○と申します。よろしくお願いいたします」といった挨拶があるもの。
以前とか今まさに関わっている人であっても、どこかのタイミングで何らかの挨拶=はじまりがあったはずです。
そう考えると、これから出会う人であったり、ぜひとも出会いたい・知り合いたいというような人であったりしても、はじめてお目にかかる時にはそこで挨拶を交わせば良いということに思い至ります。
初対面であることが断然多い、それがほとんどなわけですから、見知らぬ者同士、会話がはじまらないことには仲も良くなりようがないというわけです。
これはまた不思議に思うところで、長く知り合っているから仲が良いとも限りませんし、会う頻度が多いから良いというものでもありません。
一度会っただけで意気投合して急速に仲が深まるかもしれませんし、年に一度二度会うくらいでもとても親密だということがあるかもしれません。
そういう勢いとか気持ちの高ぶりだけでも計りきれないようなところに、とてつもない興味を覚えるものです。
おそらく、あまりややこしいことは考えないようにして、今、目の前にいる人のことを大切にする、それで十分なのかもしれません。
後に続くかどうかはわからない、それもまた今の振る舞い方で変わってくるものなので、先に案じているばかりでは仕方がないように思います。
これまでの出会いには、自分なりの気づきや反省やらが一緒くたにあるかもしれませんが、今後はいささか趣が変わってくることも考えられるので、あまりひとつのパターンに逃げ込まない方が賢明というものです。
自分にとってどういう存在なのか、それを考えることも大切ですが、先にはその人がどういう人なのかを詳しく知るところからはじめていきたいものです。
いかつい見た目に反して手芸が得意とか、繊細なようで結構大胆だとか、そういう組み合わせの妙もありますし、自分がどういう人と仲良くなるものか、そういう相性の妙もあることでしょう。
自分自身がいろいろなことに興味や関心を広げていくと、まったく同じようではないかもしれないけれど話せることも多くなるので、それを知り合うきっかけとすることもできるはずです。
そういう出会いの面白みを見出しながら、ひとつ行動を起こす切り口とするのも良いなと思います☆