世間には、いろいろな仕事がありますが、
どちらかというと、単調な部類に入る、
レジ打ちやコピー取りの仕事があります。
ここにおいては、どれだけ独創性を発揮できるのかではなく、
どれだけ正確にできるのかということが求められます。
厳密に言うと、仕事というよりかは作業になるのですが、
そうなると、元々が単調であるだけに、
人によって、どう取り組むかに次第に差が出てきます。
コピーにおいては、時間を短縮するとか、
留める位置にこだわるとかがそれに当てはまります。
特に、レジ打ちに関しては、自分が客として、
コンビニや飲食店などを利用する時に、
その取り組みの様子を目の当たりにすることがあって、
そっけないふりをしながらも、
内心では、いろいろ観察をしてしまいます。
自分が、それほどまでに期待していないということもありますが、
声が小さい、言葉が不明瞭など、あまりやる気を感じなかったり、
「ありがと・やんしたー」みたいな、おざなりなのを聞いたりすると、
すぐさまグッタリする気がして、少し滅入る気持ちになります。
もしくは、これは、ごく稀にではありますが、
非常にハツラツしていて、思わずこちらもキリッとするような、
出会えて良かったという人もいて、こういう人の働きぶりは、
効率や成果を越えて、大いに嬉しい気持ちになります。
特にアルバイトにおいては、「時給以上の働きをしなさい」と、
実際にもらえる額面にとらわれない姿勢が求められますが、
これは、決してたくさん働かせたいということではなくて、
そういう頑張りは、別の形で返ってくるというわけです。
こういうのを心がけて、やろうとしている人は、
たとえば、正社員としての登用の声がかかることもあるだろうし、
お客さんからの覚えがめでたくて、ひいきにされるなど、
その後の展開において、思わぬ恩恵を得ることになります。
自分自身、いつもやっていることにそういう姿勢を持って、
懸命にやっているのかといえば、まだまだ改善の余地はあって、
やさぐれて「ありがと・やんしたー」の側にならないように、
気をつけていきたいし、良くなってもいきたいものです。
また、買い物をする時には、ほとんど袋をもらわないので、
向き合う相手が自分の反映であるのなら、それも意識して、
「袋、いりませーん!」と威圧的にならない程度に毅然として、
お互い、気持ちの良いやり取りを重ねていきたいものです。
少し意識してみれば、創意工夫できる場面はいくつもあって、
その、それぞれを楽しんでいくのが良さそうです☆