助走をつけて駆ける


季節の移り変わりを実感として感じるようになってくると、気持ちも新たになるもので、何とはなしに足取りも軽やかになってきます。

ひとまずはどこかに出かけようとするもので、そこから具体的に行く場所を決めるようなことになります。

だいたい行きたいという気持ちがないことには、どこへ行こう、何をしようとも思わないわけで、自分で決めるにしても、誰かに誘われるにしても、それなりの動機がないことには話ははじまらないものです。

それも目前のことなら考えやすいわけで、半年後とか一年後の予定を明確に立てるというのは難しいように思います。

たとえば、「夏の頃とすれば、それは7〜8月くらいかな」という目処が立つかどうかでしょう。

特に予約をするとか、大勢の予定を調整するのでもない限り、来週〜1ヶ月くらいのことを頭の片隅に置きながら、予定を立てるのがやりやすいことと思います。

急にその日になってこうしようということは案外少なく、いくつかアイディアをあらかじめ持っていて、あとは当日の気分に任せるということが多そうです。

それだけに、日頃から自分のやりたいことや会いたい人、行きたいところを羅列しておかないと、すっぽり空いた時間があると困惑してしまうかもしれません。

あまりに余裕がないのも良くはないので、もちろん緩急はつけながらも、少し先のことを見据えておくことは必要かと思います。

早いものでは咲きつつある桜、来週から次第に見頃を迎えるようになるので、花見をするとしたらいつにするかというのは、今のうちから算段をしておくのが良さそうです。

こういう期間が限られているものは、それこそピンポイントで考えていかないと、せっかくの機会も見過ごすことになってしまいます。

そういう意味では、冬〜春の移行する今日この頃ですが、春〜夏くらいのことを思いながら、今のうちにできることはするし、早めに準備をするくらいでちょうど良いかもしれません。

時間の使い方も、油断すれば即座に過ぎていってしまうものなので、もしも何か思うことがあるのであれば、前もって取り組んでおくのが賢明でしょう。

あるいは、大きな取り組みであるとしても、小さな積み重ねを早い段階からやっておくと、これまた十分に仕上がることにもなるはずです。

できることなら勢いや弾みをつけたいし、それが素晴らしいものであるようにしていきたいものです☆