勇み足くらいでちょうど良い

 

何かに取り組むにあたって「準備万端、すべてにおいて抜かりなし!」という状態が最も好ましいのかもしれませんが、勢いに任せてすでにはじまってしまっているくらいなのはいかがなものでしょう。

あまり先走り過ぎて、周囲や関係者各位に迷惑被るようになってはいけませんが、少し早めとか矢継ぎ早にとかでグイグイと進むのが良いのかもしれません。

待ってばかりいても仕方がないというとらえ方もできるでしょうし、だいたいが時間や資金が少ないところではじまるものですから、勢いがあるというのが支えになるというのはあるでしょう。

あとは、何をどうこう言ったところで行動につなげていかないどうにもならないものですし、行動しているから実際が伴ってくるということもあるはずです。

どんなアイディアにしても、試してみて反応を受け取ってみないことには、果たして通用するものかそうでないかを見極めることが難しいものです。

その早さや多さももちろん、とことん突き詰めてみないとわからないものなので、踏み込む深さも大切なのかなと思います。

中途半端にやっているとわからないもので、壁にボールを投げることを思えば、思い切り力を入れて投げるから弾かれるようにして返ってくるというのはあります。

何がどうなるかわからないかわからない場合に、思い切り踏み込むことができるか、暗中模索どころではなく、ブンブン腕を振り回せるのか、そういう度量を身につけておきたいものです。

これに関連するかは定かではないものの、多くの場合では、達成したいと思って立てた目標があるとして、努力や工夫を重ねて達成に向かうかと思います。

ここでは、先に目標、次に行動のような順番になっているのですが、発想を変えてみて、先に行動していくうちに、事後的に目標がこれだった、達成してみて実はそれが目標だったというようにとらえるのも興味深いなと思います。

ゴールを定めて走るのでなく、走っていくうちにゴールを見つけるような感覚かもしれません。

そのように考えると、四の五の言わずに動いてみる、動いているうちに得るものはあるだろうからそれで良いのかもしれません。

しっかり考えることも必要ですが、考えながらも足は止めない、そういう組み合わせが物事を上手になすコツのように思います☆