取り組んでいるから

 

文章にしても、面白い決めゼリフにしても普段から取り組んでいるから出てくるものだなと思います。

きっとこれはスポーツにしても絵を描くにしても同じようなもので、取り組んでいくから上手になろう、取り組んでいくから次の一手のようなものが出てくるということでしょう。

良いアイディアなり、自分の持ち味のようなものもたくさん出していくうちに、少しずつ浮かんでくるわけで、異なることをやっていてはそれは出てこないのは当然です。

たとえば早く走りたいなと思っているとしても、少しでも走ることをしないと、どのようにして足を動かすか、どのように腕を振るかなど工夫のしようがないものです。

これを、筋肉のことを調べてトレーニングに取り入れようと思うのは良いかもしれませんが、筋肉のことばかり調べていては自分の筋肉は発達することはないわけです。

普段から自分の取り組んでいる仕事や趣味にしても、気晴らしで他のことをやってしまいそうになったり、他のことで埋め合わせようとしたりしていまうものです。

しっかり対峙するというのは大切なもので、どうしても逃げてしまうこともあるでしょうが、そこは立ち戻って取り組むことが必要です。

自分の頭で考えるのと同時に、自分の手足を動かしていくことが大切なもので、ウンウンうなりながらでもやっていくということを、自分の戒めとしてもいつも念頭に置いておきたいことです。

少しずつでもやっていく、そうやって日々続けていくことで、少しずつできていくもので、朝起きたら昨日の自分とまったく違うことになっている、そんなことはないものです。

少しでも良くなろう、少しでもできるようになろうと思ってやっていくから、気がついたら結構な力量が身についていることになるものです。

武井壮さんやイチロー選手のように、そういう少しずつの精一杯を続けていけるのか、それが大きな分かれ道になるのでしょう。

自分の場合では、たくさん言葉を紡いでいくことをしていきたいし、そうしていくことで何かがもたらされるようにしていきたいものです。

普段よりいろいろなことに興味を持って見聞を広げていく、これを実際に行っていくことがその証明となっていくわけです。

それも楽しみながらやっていくのが、変な力みも生じないコツとなるでしょう☆