受け取り上手

 

アドバイスとか意見とか、誰かからもたらされるものに対して、受け取り上手になると良いなと思います。

人は誰しも行動や考え方の傾向≒クセがあるもので、もしも同じところでつまづいているようであれば早急に改善を促していきたいものです。

もちろん、自分自身でどうにかしようとしたり、日々学んだりしていくうちに改善・解消することもあるでしょうが、そのことすら思い至っていないことも多いものです。

時間がないとか、気持ちのゆとりがないとか、そういうことに押されて後回しになっているかもしれません。

それ自体由々しきことでもあるのですが、それゆえに他のことにも差し障りが出ているというわけです。

それでも、幸運にして周りの人の方が見えていることもあって、そこで端的に指摘してもらえるようであれば、何かしらのチャンスにつながるのかもしれません。

また、そういうアドバイスや意見を含む指摘をいただいた時に、"素直に"受け止められるか、これもまた大いに試されていると言えることのひとつでしょう。

感謝できる気持ちがあるとか謙虚さがあるとか、日頃からかなり意識していないとなかなかできないことでもあるように思います。

たとえば、スポーツのコーチしかり、仕事や訓練などの教官しかり、真っ先に教わるのは知らないことやできないことが大方の内容なわけです。

そして、そういった教えを請うばかりではなく、自分の弱点を進んで聞くというのは、なかなか抵抗があることかもしれません。

それを直視してこそ、より良い状態に持っていけるのでしょうから、そのためと思えるようでありたいものです。

今まではこれで問題なかった、むしろ自信がある事柄が、より実践的には適切ではなかった、その時にしかと受け入れられるのか、そういう事態も訪れるかもしれません。

自分の常識が根底から揺らぐかもしれませんが、それこそ自分の持つ行動や考え方の枠組みが変わるために、新たな傾向≒クセを得ることでもあるわけです。

何をもって良しとするのかは、個人それぞれの判断でするにしても、せっかくのことだから、あまり固執しすぎず、より良くなる方を選び取っていきたいものです。

それはまた、新しいあなた・あなた自身と出会えるチャンスでもあるのだから☆