地声が大きい

 

今は性能が格段に良くなっており、マイクを使えば声を拾って大きくすることもできるでしょうが、元の声=地声が大きいのは良いなと思います。

それも、決してふりしぼって大きい声を出すというのではなく、腹の底から声が出ている状態で、息を大きく吸うところからはじまるものです。

それはまた、ノドだけでなくカラダ全体で響いていることにもなるのでしょう、少し強引かもしれませんが、生命力の強さとでもいうような、力強さのひとつにつながるのではないでしょうか。

存在感を示すということにもなるでしょうし、滑舌や発音においても明らかになるので、聞き取りやすさにもなるような気がします。

時折、マイクに頼ってしまうとか、聞き手の聴力に頼るようにして、どうにも聞き取りづらい人や場面に出くわします。

そうなると、語っている内容が頭に入らず、聞き取ること自体に意識が向いてしまい、始終それに注力してしまいます。

聞き取りづらいのも含め、小声でボソボソ語っては伝わらないことは多々あるでしょうし、説得力にも欠けてしまいます。

声の大きさは元気の証、そのように言うこともできるかもしれません。

決して相手を圧倒するようなことでなくて、威勢が良い、ハリがあるという様子は、見ていても心地よいものです。

そうやって、地声が大きくするためには、元気であることが前提にあるかもしれませんが、元気があるというのは声を大きく出すことからはじまるものかもしれません。

姿勢の良さや視線の向ける向き、髪型や体型、歯並びなど、多くのことが連動しながら、そのひとつに声の大きさが関わってくるように思います。

こういうことのひとつひとつを吟味しながら、発声を意識してみると、少しずつではあるでしょうが気づきや発見があることでしょう。

こういうことを個人でやっていくのも大切ですし、身近な人や一緒に働く人とともにやっていくのも良いかもしれません。

個人の元気の良さ、声の大きさのみならず、全体の活気のある様子、エネルギーに溢れることになるように思うからです。

健全なところに、人もお金もチャンスもあつまってくるでしょうから、これは試してみる価値は大いにありそうです。

自分自身、念頭に入れておきたいものです☆