大きな節目を感じるように

 

宿題を、夏休みの最終日にやるような切羽詰まった感じでなく、

この夏の暑さや、ひとしきりの盛り上がりを思いながら、

ひとつの季節の締めくくりをしたい今日この頃です。

 

個人的には、その季節がどうだからというような影響はあまりなく、

暑い・寒いといった気候による、体調や気分への影響があるくらいです。

 

気温や湿度の高さだけでなくて、「夏」という文字には、

"大きい、さかんである"という盛り上がりの意味があって、

それだけに、一年を通じてひとつ山を越えたような気がします。

 

暑さの段階によっての、猛暑や酷暑という呼び分けがあって、

その字面の物々しさに、夏の過酷さを思いもので、

今年もどうにか生き延びることができたと感慨に耽るのはあります。

 

そうして、秋の気配が、日増しに混じってくるようにもなってきて、

早いもので、暦の上でも今年も残りが4ヶ月ともなれば、

後半〜終盤へと、ここから一気に駆け抜けるようにも思うからです。

 

実際には、残暑もしばらくは続きそうですから、

夏はここまで!と、キッパリ分けられるわけでもないですが、

8月が夏の盛りというイメージは強くあることでしょう。

 

太陽が照りつけ、汗が多く出るような暑さにあっては、

いかにそれを抑えたり、回避したりすることばかりを考えますが、

よほど冷房の効いている場所にいない限りは、

かなりの薄着で過ごすことができるのはありがたいなと思います。

 

電車の中で、うたた寝をするような場合に気をつけるくらいで、

風邪を引くような心配がないのが、良いところのひとつでしょう。

 

それが終わってしまうのは、終わってしまうからそう思えるのであって、

連日の、記録的な暑さでは、そんなことを思う余裕はなくなってきます。

 

そうでなくても、少しでも良くなろうとして、新しいことをしたり、

温故知新のように学んでみたりして、どうにかあがいているところです。

 

こういうのも、最初は闇雲にでも、水中でもがくのでも、

例え方はいろいろあって良いのでしょうが、

それなりに道筋が見えない中にいるのは、結構忍耐を強いられます。

 

悲壮感があっては、決して良い方には向かわないものですから、

そこは、極めて明るくなるように努めたいところです。

 

今年も無事に終わるのと同時に、実りがありあまるように、

今日から明日へと、連綿とつないでいきたいところです☆