実のところは 

 

人それぞれの趣味や嗜好があって、それを表してることもあればそうでないことがあるものです。

およそその傾向は見て取れるかもしれませんが、それも予想や予測を上回るようなこともあるでしょう。

こちらの勝手な判断・想像であるだけで、見ているだけではわからないというか、実際がどうであるかはわからないものだなということです。

たとえば、「出会いがないんです」と言ってはいるものの、異性からのアプローチが途切れていなくて、デートは毎日のようにしているかもしれないし、「体力がないんです」と言いながらそれはフルマラソンで2時間台になっていないだけかもしれません。

モノの程度ととらえ方が異なるということがあって、その人にとってはそうであるけれど、他から見れば必ずしもそうではないわけです。

単純に言っているわけではないし、表しているわけでもないところで、普段どのような時間の過ごし方をしているのか、それは個人それぞれで構わないし、そこで充実していれば何も問題はないでしょう。

ただ、想像をふくらまして、意外とこうなのかもしれないと思うのは、他意のないところで考えるのは良いかもしれません。

「お酒は弱いんです」とか「あまり詳しくありません」と言っていても、そうであるがゆえに、飲める範囲で美味しいものをよく知っているとか詳しくあろうと学んでいるかもしれません。

少し控えめに言っておきながら、実は優れているというパターンは、その意外性が魅力となるかもしれません。

これが逆の話で、大言壮語でありながらしょぼいようであれば、がっかりするばかりです。

嬉しい驚きとか、期待を上回るような感動をお届けするばかりでなく、自分にとっても未知の可能性とか成長をうながすためにも、こういう視点を持っていると良いかもしれません。

ステキな出会いのためには多く人に関わる必要はあるでしょうし、体力をつけるにも多く運動するのが良いはずです。

あくまで謙虚にしながらも、いつの日かこうなるという野望をひっそり抱えて、それで日々少しずつの取り組みをしていくのが好ましいかなと思うものです。

有言実行がもっともわかりやすいし、周囲も応援しやすいのかもしれませんが、無言実行もまた自分の意志の強さが試されそうです。

好ましくないのは有言不実行と不言無実行なので、それだけはないように行うが大切、ぜひそうしていきたいものです☆