個人的には、「マインドフルネス」という言葉を、
ここ数年の間で聞くことが増えてきました。
何でも英語(横文字)で言えば良いものでもなくて、
わかりそうなことがわかりづらくなるとか、
わからないこともわかったような気になってしまうのですが、
端的に言えば、「心が満たされている状態」と言えそうです。
あるいは、そういう状態を目指すものとも考えられそうですが、
それだけ現代社会に生きる人は心が荒んでいるのか、
こういうものを打ち立てないと克服ができないような、
何か重大な問題や背景を含んでいるように思ってしまうものです。
英語(横文字)で定着しているようにも思う言葉だけに、
当初は、アメリカをはじめとする西欧各国の発想かなとも思うし、
そして、それがなぜ多く聞くようになっているのか、
どれくらい重要なものとしてとらえられているのか、
これを機に考えてみるのも大切だなと思う次第です。
大きな時代の流れとしては、西欧の発想では、
どれだけ合理的に、どれだけ効率良くできるかという、
情緒よりかは理屈を重んじる傾向があるように思い、
それが、心的なストレスを呼び起こしているのかもしれません。
そこで、東洋的な思想や発想を取り入れることによって、
"心の安寧"を取り戻そうとしているのではないでしょうか。
果たして、何をどうすれば「マインドフルネス」を得られるのか、
具体的な方法や、日頃からできる習慣を考えてみれば、
瞑想、ヨガ、呼吸などの実践と組み合わせかなと思います。
自分自身は、特に「マインドフルネス」を目指していはいないのですが、
異なるアプローチをしても、結局ここに行き当たっているように思います。
そこで、わかりやすく心を落ち着かせるのには、
特に深呼吸ということでの呼吸と、
割れんばかりの笑顔と意識の傾け方という気がします。
どうしても日頃やることが多かったり、
将来への不安が募ったりすれば、
呼吸浅くなって、意識が今の時間になくなってしまいます。
そして、心がここにあらずともなれば、
表情も乏しく固まってしまうように思います。
最初は、呼吸からアプローチするのが好ましく、
息を吐ききれば、自然と吸うようになるし、
意識することで、深い呼吸にもなっていくものです。
あれこれと試して、組み合わせつつ、
最終的には、深い呼吸をすることからはじめ、
意識を「今、ここ、私」にすることだなと思います☆