思い込みの激しさ

 

自分の考えや思いというものは、自問自答すればするほどに固執してしまいがちです。

知らず知らず自分のパターンができ上がって、どうしても固定していくものであるならば、そういうものから思いっきり逸れてみるのも、新たな気づきがあるやり方かもしれません。

今の自分の状況があるのは、過去の自分の判断や行動の反映でもあるので、もしも思うようになっていないのなら、それはそのように思っていないとか、その強弱に関係があるように思います。

自分の固有のものにこだわらずに、他の人の考えを借りるとか、自分の思わぬ方向に行くのが前述のような勧めであって、そこにいかなる制約を持たないようにしてみるのが良さそうです。

自分が真っ当に考えるとしても、その季節の移り変わりや考える時間帯などによって、まったく同じようでもない気もしますし、他の人からみればまた異なる意見が出るのは必至のことと思います。

野放図に駆り出されるようにして、思うがままに空想を楽しむところからはじめてみるのがやりやすいところでしょう。

たとえば、普段はあまりお酒を飲まないし、決してハメを外さないような人が呑んだくれたらどうなるのか、それをありありと想像してみるような感じです。

酒場やバーで、近くの席の人と酔っ払い同士仲良くなるとか、普段思っていることを率直に言うとか、それによってその後の展開が変わっていくことでしょう。

いつも降りる駅をはるかに通り過ぎて、真夜中にここはどこだと右往左往する様子も、想像だから楽しめるものです。

そのように、ありもしないようなことを考えながら最近思うのは、自分にはない要素とか憧れる一面があるのなら、それを裏返して言うのが良いのかなと思っています。

運動が苦手だとか、遠出や旅行はあまりしない場合に、運動が好きだ、趣味は遠出や旅行ですというようなことです。

これが、人付き合いを広げたい、魅力的な同性・異性に出会いたいのであれば、各種パーティーに出るのが好きですというのが良いでしょう。

物事をいかに柔軟に考えることができるのか、それと同時にありえないようなこともありえると思い込んでしまう、そういう思い込みの激しさが、普段の生活を面白くするコツになっていくように思います☆