思うを強く夢を見る

 

寝ている時の夢というのもありますが、起きている時に見る夢もあって、それは願望とか妄想とか、何かしらを思っていることを言うように思います。

自分で知ってか知らずか、心の底では何を望んでいるのかが夢には現れることもあって、そこでまた思い直すこともあるでしょう。

それは必ずしも現実逃避ということばかりでなく、今の状態が不満で溢れているばかりでもない。

いつも完全に満たされてはいないと言うこともできるでしょうが、きっと、より望む何かがあるのはもっと成長したい、もっと良くなりたいととらえるのが健全である気がします。

そうやって、これまで以上の何かを求める、そういう衝動があっての夢ということになるのでしょう。

もちろん、ある程度時間が経たないとできないことや、多くの人の手助けや手間がかかるようなことはありますが、だからといって現状に甘んじてはいけないように思います。

確かに今はそうではない、それでも何とかしようと思っていないと、ただ現状を維持するだけになって、いつも間にか前にも後にも進まなくなってしまうものです。

こういうことも、ある程度、気持ちや考えにゆとりがないと思いを馳せることもできませんので、深呼吸をして落ち着いた状態を1日のうちで数分でもつくる、そこからはじめるのが良いでしょう。

そこで何をどう思うかも大切ですが、それを力強く思うこともしていきたく、そういう思いの濃さが次第に現実味を帯びてくるものです。

季節が巡っていくにつれてとか、いろいろなことを試しているうちにとか、自分の気持ちや考えも少しずつ変わっていくもので、なるほど、いつまでも今と変わらずにはいられないものだなと、静かに得心することもあります。

たとえば、今日何をしたいというところからはじまって、数ヶ月先や年末に向けてとか、どうなっていると良いのかなと思いを巡らせていくのが良いでしょう。

もっとも身近な例で言えば、「ラーメンが食べたい」となれば、ラーメン屋に行って「ラーメンください」と言えば目の前に「はい、ラーメン一丁!」と出てきます。

これは、食べたいと思うところからはじまって、ラーメン屋に行く、注文するという行動になって、思っていることがかなっているわけです。

夢の大小は関係なく、そうしたいと思えばそれがかなう行動をしていくだけのこと、その流れを上手に乗りこなしていきたいものです☆