いろいろ言いたいことは、年内で消化しておこうと思って、
それならば、思いつくことは溜めないで出していこうと思います。
最近の印象的なひとつでは、ロシアの思想家のひとり、
G.I.グルジェフという人の研究内容があります。
9つの性格から判断するエニアグラムを言い出したひとりで、
そこからオクターブ理論や水素論などを展開して、
科学的なアプローチで、人の本質を探ろうとするものです。
人体の神秘は、すべて解き明かされているようなものでなく、
奥深い能力や資質がまだあるようにも思いますが、
そこで、グルジェクはインチキ詐欺師と呼ばれる一方で、
言っていることが妥当と思う人たちからは、
神秘思想家として扱われています。
扱っている対象が、人であるというのもありますが、
だいたい、突飛な発想からはじまることから、
各種理論や体系が出来上がっていくものなので、
利発な人は、そう言われてしまう傾向もある気がします。
その関連で言えば、かつて、中世〜近代において、
錬金術師と呼ばれるような人は、崇高な科学者である反面、
詐欺師まがいのような扱いもされたように思います。
何か別の金属をどうにかして、金が精製されるというのは、
今でいうと、原子や陽子の存在がわかっているので、
どのような条件があっても、ほぼできないことは明らかです。
それでも、そこにロマンを見出して、
実験を繰り返し、理屈を考えていく過程で、
別の科学的な発見や寄与が多く出てきたことは間違いなく、
功罪ともにあるなという印象です。
そして、レオナルド・ダヴィンチのような人では、
医学、美術など、科学と美術の分野を横断していて、
人体を知っているから、精密な絵画が描けるのだし、
精密に描けるから、解剖のスケッチも詳細に残せると、
それぞれの技能や知識が高まるほどに、
全体的な研究や追及が、より促進されるのはあります。
今の時代で言えば、宇宙空間でワープができるとか、
人がコンクリートの壁を抜けられるとか、
実際にはそういう現象はあるのかもしれませんが、
決してオカルトやSFの話にならないところで、
だいたい実証することに近いもののように思います。
そして、自動車にしても21世紀では空を飛ぶものとして、
映画やマンガの中では表現されていますし、
そう思って技術が科学的に進んでいけば、
次の22世紀のどこかは、きっと空を飛んでいることでしょう☆