振り返りって前を見る

 

深く思い起こしていけば良いことや楽しいことも、そして、そうでないことも入り混じって思い出すものですが、今の時点でさほど影響がないような事柄であれば、「ま、いっか」ということであまり気にしないのが良いように思います。

今に続いているとか、今後も続けたいというような事柄はしっかりすくい取っておくと良いと思いますが、そうでないのはそっとしておくに限ります。

そんなこともあったよねと思い返すくらいで、そこから得られる教訓や学びはいくらかはあるでしょう。

自分自身の体験でもそうですし、誰かとの関わりのところでも、後悔したところで役に立たないというか、それよりも今を充実するように思うのが健全であるように思います。

後悔とか失敗とか、たくさん考えたところで解消する、または今後が良くなるようであれば、大いに苦悩するのが良いですが、そういうのはそのまま変わらないことがほとんどではないでしょうか。

それよりも、そういう過去のあれこれを踏まえながら、今のこれからをどうしていきたいか、それをありありと思い描いていく方がよほど楽しさを覚えるものです。

何度でも仕切り直していけば良いもので、その都度しっかり目の前のことを見据えながら対処していくと、何かしら突破口も見えてくるというものです。

自分自身の歩みでもそうですし、他の人のでもそう、もう少し大きな枠組みで歴史というものも、過ぎてしまったことをあれこれいうのではなく、それを踏まえてどうしていくのが果たして良いことなのか、そういうことを知る手立てであるように思います。

そのためには、素直な心で自分の中を観察してみるとか、他の人の言っていることに耳を傾けてみるとか、文字通り"前向きに"とらえていくのが良いでしょう。

時間がひたすら過ぎていくように、その流れに身を任せながら、それでも流れに翻弄されるでもなく、力を抜き過ぎて溺れるわけでもなく、自分で泳いでいこうというような、絶妙なバランスを保っていきたいものです。

川の流れに乗りながら、海をまっしぐらに目指すでも良いし、支流に入っていろいろ見てみるでも良いし、そうやって自分の意思で変えることはできるでしょう。

来た道のり、ここでは川の流れをさかのぼるようにして、今いるのは、いろいろ分岐したからどいうことが、身をもってわかるはずです。

時には振り返ることもするけれど、それは前に進むため、そうやってこれからも流れていくのが良いなと思います☆