相談に乗る場合に

 

家族や友人・知人に対して胸の内を語ると言いますか、"今、こういうこと思っているんだよね"と話すことがあります。

それは単純に聞いてほしいだけ、言ってスッキリするという類のものも多くあるでしょうが、もう少し深刻な場合もあることでしょう。

ただ、深刻と言っても生命をおびやかすほどのものとか、地球存亡に関わるというようなものでなくて、それでも当の本人にしてみれば随分と悩んでしまうようなものです。

こういう話を持ちかけられた時に、しっかり話を聞くというのもとても大切なものですが、そうやって親身になって寄り添いながら、自分に何ができるだろうか考えるのも良いように思います。

発想の仕方としては、話を聞くと同時に、その反応・回答として、具体的なアドバイスとか、具体的なチャンスを渡せると良いのかなと思います。

むしろ、先回りするくらいになれば、悩みが悩みとして浮上することはなく、もっとスムースに進む、そういうことも場合によってはあるかもしれません。

そういうことの例を考えてみるに、たとえば、急に物入りになってあまり生活費がないという場合、何なお金を得るような機会、短期のアルバイトとか仕事を紹介するような感じです。

あるいは、出会いがないんだよねということであれば、自分の身の回りで紹介できる人はいないか思いを巡らせてみたり、そういう出会いにつながるように外出を進めたりとかあるような気がします。

それを話を聞いて行動に起こすも良し、普段の様子から察していくのも親切の表し方なのかなと思います。

これは、逆の立場において考えてみてもありえることで、自分が何かしらでつまづいている場合に、そっと手を差し伸べられのも嬉しく思うことだけれど、そのつまづきを解消できるようなアドバイスやチャンスがあると心底助かる思いがします。

多かれ少なかれ、人の悩みは似たようなものになりますし、生きているということにおいて誰しもどこかで同じようなことを思うのかもしれません。

こういうお互いに協力できるようであるには、自分自身が日頃から考えていることや行動していることが、時として有用なアドバイスやチャンスになるでしょうから、手を差し伸べるにしてもその手立ての数は多いというのが良いように思います。

悩みの数だけ強くなれる、そのようにも言えるのかもしれません☆