魅力的であるがために

 

魅力的な人は、魅力的であるがゆえに、より魅力的な人になる。

これを人気者と置き換えても良いものですが、テレビに出る人、スポーツ選手など、人気がではじめるとより一層活躍して、さらに人気になるということがあるものです。

ここでは、竜巻が巻き上がるように一気に良い方に向かうものですが、そうでない人は逆になかなか浮上のきっかけをつかめないものです。

仕事でもそうですし、身近な人との関わりにおいてもそうで、順調にいくのであればそれが好ましいわけですし、より良い方に進むのであればそれに越したことはありません。

では、どうすれば良い方の流れに乗れるのか、良い循環のうちにいられるのか、そういうキッカケはどこにあるのか知りたいと思うのが概ね望むところではないでしょうか。

こういうことはいきなり巻き起こらないもので、もちろん地道にやっていくことが大切なわけですが、地道にやっているだけでもいけないところが興味深く思うものです。

それでも、小さなことでもキッカケや手がかりを得たいもので、それをどうにか見つけたいなと思います。

ひとつには「"かわいげ"がある」、言い換えれば「応援したくなる」姿勢や雰囲気にあるのではないでしょうか。

そのためには、まずは気になるとか、どうしても見てしまう、そうやって興味を引いていくと良いのかもしれません。

だからといって、髪の色を蛍光にすれば良いとか、いろいろぶつかりながら歩けば良いかと言えば、これではかえって逆効果だなと思います。

もっと基本的なこと、至極基本的なことであるがゆえに見落とされがちなこと、そこに光るものがあるように思います。

あいさつを元気良くするとか、身だしなみを整えるとか、与えられたことに懸命に取り組むとか、そういう健気な様子に人は心打たれるものです。

急に大きな仕事やチャンスが訪れるかもしれませんが、日頃のこういうちょっとした心がけがあるかどうかでは、その成果をものにできるかが分かれてきそうです。

基礎体力といいますか、一本筋が通っているか、足腰を鍛えていてブレがないかどうか、そいうものがあると良いなと思います。

魅力のある人、人気のある人、活躍している人を多く見ながら、自分自身でも大いに検証を重ね、少しずつでもそうなっていけるように心がけていきたいものです☆