提案はしてみるもの

 

仕事における提案や恋愛における告白など、こちらの思っていることを何かしら相手に伝えることがあります。

こちらのプランがお得ですよとか、私と一緒だと毎日が楽しいですよとか、相手にとってもそうですし、自分にとっても望ましいと思うことを言うわけです。

もちろん、その申し入れがすんなり受け入れられれば嬉しいわけですし、少しの交渉や譲歩があっても概ね受け入れられたら嬉しいものです。

こればかりは言ってみなくてはわからないもので、最初から失敗することを望んでいるわけでもはありませんが、ひとまずは言ってみるものだなとつくづく思います。

あるいは、相手から断られようがそれでも構わない、言うだけのことは言うのだという気概も時に必要かもしれません。

自分はこう思うのだとしても、相手がどう思うのか、どう考えているのかなんて、当の本人に尋ねてみないことには胸の内はわかりようがないものです。

それを、こちらの手前で杞憂していても何もわからないし、何も変わってはいかないことを知っておくべきだと思います。

恋愛に関することで誰かの文章において見かけましたが、結果はどうであれ"白黒はつく"というような記述があって、随分と得心した覚えがあります。

ありえたかもしれないことが判然としてしまうことで、望まない方の結果になるかもしれませんが、いつまでもありえたかもしれないことをひきずってしまうがあまり、他のありえること、ありえたことが見過ごしてしまうということもあるかもしれません。

その時々ではどちらが最良かということもわからないものですが、振り返ってみてどうにも"悔い"のないようにはしていきたいものです。

もう少し身近なところでは、親しい人と食事を取るときに、焼肉にするのかステーキにするのか、自分の食べたい方を言うところからはじめても良いかもしれません。

もしも意見が合わないとか自分の思う方ではなかったとしても、どちらにしても肉は食べれるのだし、親しい人と良い時間を過ごすということからみれば、何か飲み食いするところであればそれで十分なのかもしれません。

ただ、相手に合わせるばかりではなく、自分の意見もそれなりに言いながら、お互いのちょうど良いところを探るのが良いと言えるでしょう。

案外、日頃から大なり小なり提案することを意識していけば、重要な場面でも上手に振る舞えるように思う今日この頃です☆