朗らかにいざ行かん

 

今のところ、気を揉むことがないわけではないけれど、それ自体、あまり気を揉むことのないように心がけています。

自らどうしようということがなければ何も起こらないように、何も起こらないから自らどうしようということもないわけです。

それに、自分自身は、本来的にはだいぶ気難しい性分なので、不用意に近づいてきたところで突っぱねるし、そもそも容易に近づけさせないところがあります。

世の中の物事は、人と人との関わりにおいて成り立っているものですが、そういう人との関わりにおいて、無用な軋轢を生まないためにも、だいぶ遠目に距離を取るようにしています。

もちろん、近く接するからでき得ることはあるし、多くの喜びをもたらすであろう事柄もきっとたくさんあることでしょう。

それでも、踏み込むにはそれなりの、マナーなり手順というものがあるはずです。

あまりに不用意であるのなら、どうしても敏感に察してしまいますから、よりこちらの態度は硬くなるわけです。

こういうことをグルグル考えていても、何にもならないので、そっとうっちゃっておくしかないのだなと思います。

わかっている人にはわかることですし、わからない人においてはきっとわからないままのことでもあるのでしょう。

何だかんだ言ったところで寒さも緩み、少しずつ季節は変化している今日この頃、いつまでもひとところにいるだけではいけないので、これまた少しずつ動いていこうかという気持ちになってきています。

これまで続けてきて、良いことは継続していくし、一方では、新しいというか自分にとって新鮮であることを取り入れていきたいなと思っています。

具体的な何かを見つけることがその手立てかとは思いますが、今の時点であらかじめ思い浮かべているようでは、ある意味驚きは減じてしまうのかなと思います。

ありありと思い浮かべられているから実際にもそうなっていくという側面はありながら、それを覆すようにもしてみたいものです。

ひとつの心構えとして、"(自分にとって)うんと新しいものに出会いたい"と思っていれば、未知なるものが未知であるために、出会うものの驚きも大きいものになるかもしれません。

自分の持っているイメージを越えるように、もっと広範なステキなことがあるはずなので、ひとつひとつ巡り合っていきたいものです☆