支離滅裂で構わない

 

今は、興味のあるものを片っ端からチェックしていこうということを思っていて、それがあまり興味のないことであっても多少は見ておこうという気持ちがあるものです。

目に触れる、そして、調べる、それは本に行き着くことが多く、ひとまとまりになって読み通すことでわかることがあるものです。

今はWeb上でもインタビューやコメントを見ることができるので、そういうものも駆使しながら取り組んでいきます。

たとえば、新規事業の立ち上げや何かをはじめるということについて何冊か(いくらか)目を通すことで、共通点や差異が見えてくるような感じです。

そして、そこから広がることもありますし、あるいは、あまり特定の分野であるとか領域であるとかに限らず、気の向くまま風の吹くままに任せていくと、さてどうなっていくものか、何が積み上がってくるのだろうという思いがあります。

そういう意味では確固たる一貫性というものはなく、特に今の時期は何を目指しているのだろうというのはいくら説明をしても分かりにくいことであるようにも思います。

ただ、支離滅裂にと言いますか、四方八方に興味を広げていこうということでは一貫性やまとまりがあるものだけに、大きく迂回して何か"本質"のようなものに行き着くのではないでしょうか。

少しずつ同じだけれども、少しずつ異なる、そういうものを柔軟に組み合わせていくことで、ぼんやりと輪郭が浮かび上がってくれば、それで良いのだと思います。

最初から明確に、厳密にやってしまうようでは、新しいものが入ってくる余地がなくなってしまいますから、基本、楽しいものは取り逃さないよという気持ちを持っていきたいところです。

意識しようとしまいと、自分の目の前に表れてくる事象や出来事は、今の自分にとって必要なものであったり、大きく示唆するものであったりするので、今の延長線上にあるもので、急に隣の芝生に入るようなことはないと思います。

自分の中で、良いものは継続して追求していくし、毎日の習慣をやめることもないわけです。

大切なものは大切なものとして、それでどうなっていくかの推移をとらえていくのが良いと言えるでしょう。

遠くにある針の、その小さな穴を見るように目標を立てるのでなく、針のあるあのあたりという具合に周辺の様子も同時に見ながら、前に進むのが良いと思います☆